よこ糸に たて糸二本 針運ぶ
こいという字に 想い縫い付け
夕方からの天気の急変があるらしいけど
曇り空暑くもなく 涼しささえ感じる風が
近くの小中学校の運動会の生徒たちには
良かったと思う
生活のパターンが変わったこの頃は
前ほどに創作意欲を掻き立てる詩も無く
継続の力も薄れつつあるのが今の自分です
だからおのずと古い詩を載せざるを得なくなつてしまう
毎日更新している方々には尊敬のまなざしです
ただ自分のブログだからこそ
愛着のある詩だからこそ
再掲しようと思っています
アオハルが そこには残っているから
上の詩は 紛れも無く通勤途中で出逢った彼女が
こいの字を白い布に縫い付けるとしたら
横に二本 で 「こ」
縦に二本 で 「い」
単純直進に針を縫い進めれば 恋になると
そう思って作ったものです
彼女や詩の背景がわかる人なら多分御存じかも知れません
再掲を考えていた所に いつも拝見させて頂いている方の
針糸の話が載せられていたので 今回はこれで行こうと思い
二度目三度目になるから新鮮さは全く無いけど
良かったら です
初恋亭夢中