去年おやじの会メンバーが協力して作った浮間小校庭の棚田で田植えができるように、棚田造成作業の総仕上げが行われました。
朝から雨が降り、時折つよい風が吹く悪天候でしたが、おやじの会メンバーと浮間小職員の方々あわせて10人ほどが朝9時に集合し、協力して作業にあたりました。
午前中は、「うきうき池」の近くに平成19年?に記念植樹された小木(コナラ)3本をうさ山に移植する作業と、瓦礫の撤去作業を行いました。
コナラは、幹の太さが数センチ、高さが2~3メートルのまだ小さな木でしたが、根っこは広く深くはっていて、スコップで根っこの周りを掘り始めたものの、太い根にはばまれてなかなか掘り進めないところもあり、のこぎりで太い根っこを切りながら、時々強く降る雨の中、懸命に掘り進めました。
また、並行して、移植する先の「うさ山」に3か所の穴を掘り、3本の木を移植する準備を進めました。
掘り始めて1時間くらいでようやく3本の木を根っこごと抜くことができ、一輪車でうさ山に運んで、うさ山に掘った穴に根っこを埋めて土と水をかけました。みんなが一致団結して作業を進めた結果、予想より早く作業開始から1時間半で移植が完了しました。
職員室でひと休みした後、棚田の周辺に転がっている瓦礫(大きな石やコンクリートブロックのかけら等)を集めて撤去する作業を行い、午前の作業を完了しました。
午後には、棚田の水をせき止める堰(せき)を補強する作業と、稲を育てるための土を耕す作業を行いました。
ゴールデンウィーク明けに子供たちが学習活動の一環として「田植え」を行う予定です。
棚田に青々と稲が育っていく景色を見るのが楽しみですね。
さかいの