JBBA日本軽種馬協会は2024年10月26日(土)、2020年の凱旋門賞(仏G1)などG1・3勝の【ソットサス(Sottsass)】、2020年のJBCスプリント(Jpn1)勝馬で2020年NAR年度代表馬&最優秀短距離馬の【サブノジュニア(Sabuno Junior)】、2019年のデイリー杯2歳S(G2)勝馬の【レッドベルジュール(Red Bel Jour)】の導入を発表しました。
SOTTSASS to stand at JBBA stud in Japan.
⇒種牡馬ソットサス(Sottsass)導入決定のお知らせ
⇒種牡馬サブノジュニア(Sabuno Junior)導入決定のお知らせ
⇒種牡馬レッドベルジュール(Red Bel Jour)導入決定のお知らせ
※ソットサスは静内種馬場、サブノジュニアは七戸種馬場、レッドベルジュールは九州種馬場で供用
ソットサス(Sottsass)は、父Siyouni(父父Pivotal)、母Starlet's Sister(母父Galileo)という血統の仏国産8歳牡馬。
父Siyouniは、10頭のG1勝馬を含む42頭の重賞勝ち馬を輩出し、2020年と2021年に仏リーディングサイアーに輝き、2024年の種付料は€200,000となった欧州を代表するトップサイヤーです。主な産駒には、愛チャンピオンSなどG1・5勝をあげ2021年の欧州年度代表馬に輝いたセントマークスバシリカ(St Mark's Basilica)や、サセックスSなどG1・4勝のパディントン(Paddington)など、G1競走勝馬10頭を送り出しています。JRA では、モルガナイトS(OP・芝1200m)勝馬のヴィズサクセス(IRE)が5勝を挙げるなど、7頭が勝馬となっています。
母Starlet's Sisterは、現役時代4戦して未勝利に終わりましたが、繁殖牝馬としては大成功を収めています。初仔シスターチャーリー(Sistercharlie)は2018年のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(米G1)などG1・6連勝(通算7勝)し、2018年の米最優秀芝牝馬に選出されました。2番仔マイシスターナット(My Sister Nat)も仏米で重賞を3勝。そして3番仔ソットサス(Sottsass)が2019年の仏ダービー(仏G1)、2020年の凱旋門賞(仏G1)などG1・3勝を挙げました。また、ソットサスの全弟シンエンペラー(Shin Emperor)は、京都2歳S(G3)に優勝し、日本ダービー(G1)3着、アイリッシュチャンピオンステークス(愛G1)でも3着と活躍しています。
ソットサス(Sottsass)は現役時代、ジャン・クロード・ルジェ厩舎に所属し、2歳8月にドーヴィル競馬場でデビュー。2戦目の未勝利戦を3馬身差で制し、初勝利を挙げました。3歳時には、5月のシュレンヌ賞(仏L)を6馬身半差で圧勝、続く仏ダービー(仏G1)では、中団追走から直線で仏2000ギニー馬Persian Kingを交わして先頭に立ち、そのまま押し切って優勝しG1初制覇を果たしました。勝ちタイムは、それまでトレヴ(Treve)が保持していたシャンティ競馬場2100mのレコードを更新する2分2秒90の高速決着でした。秋の始動戦となったニエル賞(仏G2)でも、直線で狭いスペースを割って快勝し、重賞連勝を達成しました。凱旋門賞(仏G1)では、フランスの3歳馬として唯一出走し、Waldgeist、Enableに次ぐ3着に入りました。4歳時には、ガネー賞(仏G1)でG1・2勝目を挙げ、2度目の挑戦となった凱旋門賞(仏G1)では、道中3番手を進み、直線の残り200メートル過ぎで先頭に立つと、ドイツダービー馬In Swoopらの追撃をかわして優勝、G1・3勝目を挙げました。
通算成績は12戦6勝、2着1回、3着1回で、G1・3勝を含む重賞4勝を挙げています。
動画:仏G1-凱旋門賞(2020年)
動画:仏G1-仏ダービー(2019年)
ソットサス(Sottsass)は2021年にアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、種付料は€30,000に設定され、初年度は132頭の牝馬と交配し人気を集めました。2024年も種付料€25,000で103頭に種付し、引き続き高い人気を博しています。初年度産駒は今年2歳を迎え、ドーヴィルの新馬戦で直線を持ったまま5馬身半差をつけ快勝したUltrafragolaなど8頭が勝利を挙げ、種牡馬として好スタートを切っています。
写真:ソットサス(Sottsass)
Photo by JBBA
<お問い合わせ先>
公益社団法人 日本軽種馬協会
〒105-0004 東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館3F
TEL 03-5473-7092 FAX 03-5473-7097
⇒公式ホームページ
<参考>
・JBBAスタリオンズ
by 馬市ドットコム
SOTTSASS to stand at JBBA stud in Japan.
⇒種牡馬ソットサス(Sottsass)導入決定のお知らせ
⇒種牡馬サブノジュニア(Sabuno Junior)導入決定のお知らせ
⇒種牡馬レッドベルジュール(Red Bel Jour)導入決定のお知らせ
※ソットサスは静内種馬場、サブノジュニアは七戸種馬場、レッドベルジュールは九州種馬場で供用
ソットサス(Sottsass)は、父Siyouni(父父Pivotal)、母Starlet's Sister(母父Galileo)という血統の仏国産8歳牡馬。
父Siyouniは、10頭のG1勝馬を含む42頭の重賞勝ち馬を輩出し、2020年と2021年に仏リーディングサイアーに輝き、2024年の種付料は€200,000となった欧州を代表するトップサイヤーです。主な産駒には、愛チャンピオンSなどG1・5勝をあげ2021年の欧州年度代表馬に輝いたセントマークスバシリカ(St Mark's Basilica)や、サセックスSなどG1・4勝のパディントン(Paddington)など、G1競走勝馬10頭を送り出しています。JRA では、モルガナイトS(OP・芝1200m)勝馬のヴィズサクセス(IRE)が5勝を挙げるなど、7頭が勝馬となっています。
母Starlet's Sisterは、現役時代4戦して未勝利に終わりましたが、繁殖牝馬としては大成功を収めています。初仔シスターチャーリー(Sistercharlie)は2018年のブリーダーズカップ・フィリー&メアターフ(米G1)などG1・6連勝(通算7勝)し、2018年の米最優秀芝牝馬に選出されました。2番仔マイシスターナット(My Sister Nat)も仏米で重賞を3勝。そして3番仔ソットサス(Sottsass)が2019年の仏ダービー(仏G1)、2020年の凱旋門賞(仏G1)などG1・3勝を挙げました。また、ソットサスの全弟シンエンペラー(Shin Emperor)は、京都2歳S(G3)に優勝し、日本ダービー(G1)3着、アイリッシュチャンピオンステークス(愛G1)でも3着と活躍しています。
ソットサス(Sottsass)は現役時代、ジャン・クロード・ルジェ厩舎に所属し、2歳8月にドーヴィル競馬場でデビュー。2戦目の未勝利戦を3馬身差で制し、初勝利を挙げました。3歳時には、5月のシュレンヌ賞(仏L)を6馬身半差で圧勝、続く仏ダービー(仏G1)では、中団追走から直線で仏2000ギニー馬Persian Kingを交わして先頭に立ち、そのまま押し切って優勝しG1初制覇を果たしました。勝ちタイムは、それまでトレヴ(Treve)が保持していたシャンティ競馬場2100mのレコードを更新する2分2秒90の高速決着でした。秋の始動戦となったニエル賞(仏G2)でも、直線で狭いスペースを割って快勝し、重賞連勝を達成しました。凱旋門賞(仏G1)では、フランスの3歳馬として唯一出走し、Waldgeist、Enableに次ぐ3着に入りました。4歳時には、ガネー賞(仏G1)でG1・2勝目を挙げ、2度目の挑戦となった凱旋門賞(仏G1)では、道中3番手を進み、直線の残り200メートル過ぎで先頭に立つと、ドイツダービー馬In Swoopらの追撃をかわして優勝、G1・3勝目を挙げました。
通算成績は12戦6勝、2着1回、3着1回で、G1・3勝を含む重賞4勝を挙げています。
動画:仏G1-凱旋門賞(2020年)
動画:仏G1-仏ダービー(2019年)
ソットサス(Sottsass)は2021年にアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、種付料は€30,000に設定され、初年度は132頭の牝馬と交配し人気を集めました。2024年も種付料€25,000で103頭に種付し、引き続き高い人気を博しています。初年度産駒は今年2歳を迎え、ドーヴィルの新馬戦で直線を持ったまま5馬身半差をつけ快勝したUltrafragolaなど8頭が勝利を挙げ、種牡馬として好スタートを切っています。
写真:ソットサス(Sottsass)
Photo by JBBA
<お問い合わせ先>
公益社団法人 日本軽種馬協会
〒105-0004 東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館3F
TEL 03-5473-7092 FAX 03-5473-7097
⇒公式ホームページ
<参考>
・JBBAスタリオンズ
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