楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

時の流れ

2023年08月23日 | 2023年日記
明日、親戚の叔父の葬儀がある。
急な知らせだった。

浅草の神谷バーに
親戚一同で飲みに行ったことがあった。
私が大学生だったころの、昔々の話。
みんなで電気ブランを飲もうと。

みんな元気で、話が盛り上がったっけ。
一番賑やかだったのが、
下町のべらんめえ口調で話す私の父と
紳士的なのに、ひょうきんな叔父だった。
交互に話の主導権を握っては、
どっちが皆にうけるか競っていた。
よく笑った夜だった。
母も大きな声で笑っていたっけ。

神谷バーでの賑やかな夜を思い出すと
時の流れの速さに驚く。
話の中心にいた父も叔父も
今は亡き人だ。

明日は母のために
介護タクシーを頼んでいる。
車椅子を用意してもらって、
私が押していこうと思う。

神谷バーの夜から
時がずいぶん経って、
みんながその分、歳をとった。
それでも、また、
みんなで集って叔父を送れることはありがたい。

天国では、
父によろしくお願いします。
きっと、べらんめえ口調で、
賑やかに何やら話しているだろうから。
叔父も加わって、
ますます天国が賑やかになるだろう。

8月23日    おかん


50代からのダイエット

2023年08月22日 | 2023年日記
お風呂上りの鏡には自分の裸体が映っている。
昔は痩せていて、とんがったイメージだったのに、
この頃はどこもかしこも、まん丸い。

腕、肩周り、顔、後ろ姿、どこもふんわりしてしまったなあ、
と鏡の前であっちを向いたりこっちを向いたりしていると、
何か既視感のようなものを抱いた。
どこかで似たような裸体を見たことがあったような。

銭湯とかそういう場所で見たという感じではなく、
もっと芸術的な何かだったような。
着替えながら、なんだろうと考えていると、
ふと思い浮かんだ絵があった。

昔、美術の教科書に載っていた
ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」という絵だ。
水から誕生したヴィーナスが貝殻に乗っていて、
豊かな髪の毛で自分の裸体を隠している。
天使が甲斐甲斐しく花模様の外套をかけてあげている。

絵の中のヴィーナスは小顔の絶世の美女。
似ているなんて、おこがましい。
でも、よくよくヴィーナスのお腹を見てみると、
私のお腹にそっくりだ。
ぷっくり、ぽっちゃり、まん丸い。
貝殻に乗っていない私は、
「おばちゃんの誕生」

日々、せっせとヨガやストレッチをしていても
痩せにくい年ごろになってしまった。
何かもうひとつ運動を足さないといけないのかもしれない。
そこで、おとんの本棚を物色してみた。
ドローイングで体幹を鍛えるという内容の本を発見。
今日はそれを読んで、ドローイングのやり方を学んでいた。

横になったまま
お腹が膨れてくるまで5秒息を吸い込む。
お腹がぺったんこになるまで5秒息を吐きだす。
これを5セットくらいするとよいらしい。

寝っ転がって本を読んでいるときなどに
思い出してはやってみると良いのかもしれない。
寝る前にやってみても効果があるかもしれない。
ドローイングという習慣をひとつ増やしてみよう。

まん丸のお腹は美しいヴィーナスには
柔らかな印象でとても似合うけど、
「おばちゃんの誕生」の私は、
なんだか力が抜けたような格好悪さが先にくる。
息を深く吸ったり吐いたりして、
「おばちゃん体形の卒業」に改題したい。

8月22日    おかん









パートに出てみようか~50代の悩み

2023年08月21日 | 2023年日記
善がバイトを始めた。
おしゃれな感じのレストランバー。
先日、初めての研修があった。
制服のポロシャツも持って帰ってきた。
「立つときは、こんなポーズで立つんだよ」
とポーズを決めて見せてくれる。
楽しそう。

私もまた働きにでたくなってきた。

父が亡くなり、母の心配もあり、
仕事を辞めて2年が経つ。
昨日、母と電話で話して、
善のバイトのことを報告すると、

「おかんちゃんにも良さそうなバイトだねえ。
 一緒に働きなさいよ」
「いやいや、一緒には働かないけれど・・。
 でも、お母さんの体調が悪化したら、
 すぐに動けるの私だけじゃない?心配だし」
「まだまだ大丈夫よ~。働きなさいよ~」

どうしましょう。

仕事を辞めて数カ月は、
テレビを見ていても落ち着かず、
何か喪失感のようなものが付きまとい、
日々そわそわしていた。
バーンアウト症候群だったのだろうか、
何かが燃え尽きて、気力が出てこない日々。
でも最近は、
読みたい本、見たい映画、ガラスペン、ビーズ細工などなど
やりたいことがたくさんある。
今日は何をしようかと、前向きに過ごすようになってきた。
専業主婦の日々も充実している。

それでも、人生は長い。
色んな仕事に出会うことも経験だ。
新しいやりがいが待ち構えているかもしれない。
善を見ていたら、働く意欲が蘇ってきた。

今年度は町内会の防災運営委員になったので、
地域活動をがんばってみようか。
それとも、同時進行でバイトを探そうか。

人生は選択の連続だ。
悩ましいけど、
それが面白いのかもしれない。

8月21日   おかん








元気がないときはあくび

2023年08月20日 | 2023年日記
暇人大学生善は、
アニメ「こち亀」を流しつつ
漫画「ソウルイーター」を読みつつ
スマホゲームをするという、とても器用な休日。
もうちょっと生産的な休日にしてほしいものだけれど。

家事をしながら、
こち亀をチラ見していると
両さんのハチャメチャな行動に大笑いしてしまう。

「歯無しにならない話」という回では、
両さんの歯が全部抜けてしまい、
そのまま道端に転がっていき、
トラックに踏みつぶされて粉々になってしまうのだけど、
最終的に
両さんの歯は全部乳歯だったことが分かる。
まさにハチャメチャ。善と大笑いした。

こち亀のオープニングソング
「葛飾ラプソディー」が大好きだ。

「どこかに元気を落っことしても
 葛飾亀有アクビをひとつ
 変わらない街並みが妙にやさしいよ」

この歌詞がとくに好き。
元気がなくなったら、アクビをすると良いのかな。
本当かしら、と思って、
インターネットで調べてみると、
どうやら本当のよう。

ストレスや不安があると
人の脳は温度が上がってしまうらしい。
あくびをすると、脳の温度を適温まで下げてくれるそうだ。
あくびをすると、横隔膜が緩んで、
体のこわばりもとれるという。


葛飾ラプソディーの主人公は
どこで元気を落っことしてしまったのかな。
地元を出て、どこか都会の片隅で元気を落っことしたのかな。
それでも地元に帰ってみると
変わらない街並みが優しくて、アクビが出てくる。
アクビが出たら、もう大丈夫。
きっと、また元気が出てくるはず。

私も、
元気を落っことしてしまったら、
アクビをしてみようか。

8月20日    おかん






20歳年上の友達

2023年08月18日 | 2023年日記
20歳年上の友達が遊びにきてくれた。
前に住んでいた家のお隣さん。
引っ越した後も、LINEで連絡をくださり、
時々、こうしてお茶をしにきてくれる。
うれしい。

歳は離れていても
おしゃべりすることは盛りだくさんで
しゃべって笑って
食べて飲んで
そうこうしているうちに5時間も経っていた。

前の家では、
庭先やベランダで顔を合わせると
日向ぼっこや夕涼みをしつつ
長話をしていたっけ。
でもお互いのお家にお邪魔することはなかった。

こうして家に招いておしゃべりするようになったのは、
全部、年上の友達のおかげ。
私が引っ越してからも、ちょくちょく連絡をくれて、
予定を立てては、訪ねてきてくれる。
その積極性に支えられて、はぐくまれた友情だ。
友達が作ってくれた二人だけのLINEグループが
なんだかとてもありがたい。

近況報告や旦那さんの面白話も好きだけれど、
私が好きなのは、
友達の思い出話。
四国の山のふもとに住んでいた友達の
幼いころの話。

庭先でホタルを捕まえてきて、
蚊帳の中に放したのだそう。
蚊帳の中をチラチラと飛び回る小さな光たち。
何か幻想的だ。

犬の散歩をしに、山の中腹まで行った時
出会ったシカの話。
あまりに大きく見えて、犬の綱を離してしまったらしい。
犬はシカを追いかけて行ってしまった。
二日後、犬は無事に帰ってきたそうだ。

夏になるとスイカやきゅうりやトマトを袋にいれて、
重しになる石も袋に入れて、
水路に袋を沈めたそう。
水は夏でもひんやりひんやりしていたそうな。

コールタールの匂いが漂う
汽車の車内。
バスで海辺まで出かけて行った
海水浴の授業。

友達の話を聞いていると
見たことなかった景色が
心に浮かんでくる。

これから20年先の未来の私は
どんなだろう。
今よりもっと
友情を積極的に大事にできる人になっているといいな。
せっかくの出会いを未来につなげられる
積極性と優しさをもっていられるといいな。
友達のように。

8月18日    おかん