楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

それぞれの夏休みの終わり

2019年08月29日 | 2019年日記
暑い暑い日々も、気づけば風に秋の気配。
道端に力尽きて落ちてしまったセミ。
夏に元気なアメリカンブルーも、少しずつ咲く花の数が減ってきた。
暑さが落ち着いてほっとしつつも、
ちょっとしんみり寂しくなる、そんな心の余裕は
・・・・・・・・・ない!!

毎年毎年、夏休みの終わりは心に余裕がない。
ブログを書く暇を見つけられないほどの余裕のなさ。

なぜなのか。
子供たちが小学生のころから、理由はひとつ。

宿題を最後まで放置するからだー!!!!
額に青筋を立てつつ繰り返す。
宿題を最後まで放置するからだー!!!

どたばたの元凶は善。
今週の月曜日から、善は2学期のスタートをきっているけど、
いやはや、ここまで来るのは大変だった。
ひと夏何をしていたのやら。宿題がどれも終わっていないではないか。
ラスト一週間になり、お尻をたたきはじめるも動かず。
不動の善。

泰然自若。
落ち着いた様子。自分を見失わないこと。
いやいやいや。違うでしょ。

善の数学対策に、作戦を考えだした私。
おかんが数学を勉強し、善の対抗心を煽り、机に向かわせる作戦。
その結果は・・・・善の対抗心が煽られませんでした。
対抗心も不動の善。
結果、おかんが数学に詳しくなっただけ。
数学Ⅰも、数学Aもできるようになったもんねー!
肝心の善はノーベンで夏休み後のテストに臨んでいる。
まったくもう!!

「おかんがテスト受けてやろうか?」
「まあ、顔、似ているからねえ。でも老けた?って言われる」
手伝ってなんか、やるもんか!

楽は、無事に長い山籠もりから帰宅した。
北アルプス。下山は富山方面へ。
富山には、転勤先の松山で一緒だったおとんの会社の先輩が住んでいる。
楽が3歳4歳だったころにとてもお世話になった先輩。
善は松山生まれなので、そのころはおかんのお腹にいた。
おとんが連絡をとり、楽が会いに行くことになったそうな。
小さな楽に、手作りで段ボールハウスを作ってくれた人。
ムーミンの模様が貼ってあって、たくさん絵が描かれていた。
楽はたくさんのぬいぐるみとクッションを持ち込み、
私も段ボールハウスにおやつを届けていた。
お気に入りの段ボールハウスだった。
4歳からずっと会っていなかったけど、
楽の顔を見て、全然変わっていないって、言ってくれたそうな。
大学生楽の夏休みはまだまだつづく。
こんな良い思い出を、どんどん作っておくれ。

おかんの夏休みの終わり。
来週から仕事が始まるけれど、善のことに振り回されていて、
自分の仕事ができていなかった!
この夏は大事な任務を任されているのに、まだできていない!
数学の勉強なんてしている場合ではなかった!
数学Ⅰも数学Aもできるようになったもんねーなんて言っている場合ではなかった!
本日、焦りつつ、取り組んでいるところです。
手遅れか?いやいや、まだ数日夏休みは残っている。

秋の気配に心さみしくなるのは、まだまだ先のよう。
                        おかん








おかんの休日とおかんの勉強

2019年08月15日 | 2019年日記
子供たちはめいめい夏休みを満喫している様子。
台風にも夏の暑さにも負けず、スタミナいっぱいに。

楽はレポートに追われる日々から解放され、
今日も大声で歌を歌って上機嫌。
そして、明日から山籠もり。
1週間以上帰ってこない。
台風が来ていて心配だから、おかんは日々祈っていよう。
無事に楽しく過ごせますように。

善は部活部活の日々だけど、
合間合間にお泊り会やら、ジョイポリスやら、プールに映画。
勉強能力はいまいちだけど、
楽しくすごす能力は高い様子。
勉強でもそうなのだけど、
友達関係でも無理をしないマイペースさがある。
よいのか、悪いのか。

そんなこんなで、子供たちは楽しくやっているのに、
おかんは日々の家事と善の勉強の心配ばかり。
善を見ていてストレスをためてばかり。
これではいかん!
夏休みが終わってしまうではないか!

ということで、おかんの夏休みを決行!!
どこいく?どこいく?どこにする?・・・の結果
友人と池袋の水族館に行ってきた!

ペンギンたちがビル群を背にひゅんひゅん飛んでいた。
ペンギンたちに食い荒らされたお魚の残骸もビルの合間に漂っていた。
水のきらきらの中泳ぐペンギンがまぶしい!

たまにお出かけするのは、よいことだ。
熱気むんむんの外の天空エリアを散歩して、
涼しい館内も歩き回って、きれいな魚を見て、わいわいがやがやゲラゲラ。
すぐにお腹のすくおばちゃんたちは、水族館のあと、
昔ながらの洋食屋さんを探しランチを食べてきた。
なぜ昔ながらの洋食屋さんにしたのか?
行きの車の中で見たテレビ番組で、
ジミーちゃんが美味しそうに洋食屋さんのランチを食べていたから。
単純明快なおばちゃんたちのおでかけ。

ストレス解消で、新たな力が湧いてきた。
ひとつ決意を固めた。
善の数学を、私が指導してみようじゃないの!!
中学時代アメリカにいたころは数学が得意で、
数学コンテストに学校代表で出たりしていたのに、
日本に帰国した高校時代あたりから授業に全然ついていけなくなってしまった私。
無謀な計画なのか!でも挑戦しようじゃないの!!

今のところ、因数分解や平方根を含む計算やら有理化やら。
4ステップの善の宿題の範囲を勉強中。
意外と楽しい。楽も教えてくれるし。
おかんが教えるよ、というと、善はいやいやながらも机に向かう。
そして、意外と負けず嫌いだから、案外しっかり取り組んだりする。
おかんが出来るなら、俺にもできるはず!!
おかんの戦略、成功するか!?
乞うご期待!!!
        おかん




勉強しない子のもとへ妖怪出現~どうしたろうかしゃん

2019年08月08日 | 2019年日記
善のラインのアイコンの下
みんながよく一言コメントなどを載せている部分
今朝、そこのセリフが変わっていることに気づいた。

「宿題地獄」
となっている。

思わず笑ってしまった。
そして、すぐさま、
「うそつけ~!!!」
と思った。

本人は宿題地獄にいると思い込んでいるようだが、
善は極楽にいる。いつでも極楽。今日も極楽。
なにせ、本日の成果は・・・・
数学1ページのみ!!

極楽にいるでしょう!絶対そうでしょう!!
風がよく通る部屋で、スマホを見ながら、ふふふって笑っていたでしょう!
心地よい風に吹かれつつ、畳の上をごろごろしてたでしょう!
おかんは襖の陰からちゃんと見ていたよ。

我が家の世界貴族善。
なかなか辛酸をなめようとしない善。
明日のジョーのように真っ白に燃え尽きようとしない善。
地獄の亡者「どうしたろうかしゃん」おかんは、
「どうしてやろうか~ どうしてやろうか~ 善をどうしてやろうか~」
と日々うなっております。

今日読んだ本に、歩く速度よりもゆっくりと飛ぶ模型飛行機がでてきた。
の~んびり の~んびり ゆっくり進めばいい。
前に前に、全力前進、そんな風に急がなくていいんだよ。
そんなことが書かれていた。
ゆっくり飛ぶ模型飛行機を見せてあげたいのは、
真面目に真面目に何事も取り組み、
がんばりすぎちゃうくらいがんばっちゃう人たち。
私の本日の読後感想は一言。

善には、この模型飛行機、今のところ見せてあげなくてもいいかな。

どうしてやろうか~ 善をどうしてやろうか~
ついでに、女子のくせにパンツ一丁でごろごろして、
家の中にいるのにラインを送ってくる楽を
どうしてやろうか~
          おかん






夏休み宿題~遅きに失したか?

2019年08月07日 | 2019年日記
すぐ横で、善がこの夏休み初めての勉強をしております。
鼻の高い善の横顔を見つつ、
遅きに失した感をひしひしと感じております。

いったい君は気づいているのかい?
宿題は山のようにあり、君が今取り組んでいるのは、氷山の一角なのだよ。
そして、夏休みはいつの間にか半分ほどすぎているよ。

と、善に言いたい。
言いたいが、言ってしまうと、途端に
「んじゃ、もういい。あきらめた」
と言いそうなので、秘密にしております。
気づくことなく、こつこつと進めておくれ。
気づくことなく、気づくことなく・・・
この勉強のひとときが、つつがなきことを祈る・・・
ひやひやものだ。

この後、切りがよくなったら、英語の宿題を手伝ってあげよう。
いつまでも善に甘いおかんでした。

楽は、昨日、夜中までかかってレポートをしあげ、
本日はお出かけ。
上野散策だそうな。
夜中に脳がとうとう動かなくなり、どうしようもなくなったが、
脳ではなく手を動かして仕上げたそうな。
そんな器用なことができるようになったのか!

勉強しないお二人は、本日も暑さに負けず、生活しております。
ですが、おとん、そろそろ帰ってきて~。
勉強しなさすぎて、見ていると、ストレスフル。
                       おかん

勉強しないお二人さま

2019年08月06日 | 2019年日記
うちのお二人さまは全然勉強しない。
勉強せずに何をするのか?
のんびりするのだ。
のんびりに関しては他の追随を許さない姉弟。
ただいまの時間、善の部屋では、善がよだれを垂らしつつのんびり。
すぐそこの和室では、「単位なぞいらん!」と言いつつ、楽がのんびり。

楽は無事に山から帰ってから、またまた大学のレポートに取り組んでいる。
今度は平安時代の文化に関するレポート。
昨日から構想を考えていて、大筋は決まっている。
はよ書いてしまいなさい。

善は友達のお泊り会とその翌日の三者面談を乗り切り、
本日は食べることとトイレ以外は何もしないと決めたかのような一日。
こういう過ごし方は善の得意分野。
私だったら、昼過ぎ辺りから不安になってきて、そわそわしだし、
誰に何を言われたわけでもないのに、なんとなく机に向かってしまうだろう。
何もしないって、なかなか難しいのだ。
そういう意味では最強な男、善。
夏休みに入っていらい、勉強したことがない。
一分もない。なんてこった。

さて、一つ屋根の下、子供が二人、何にもしていない。
停滞感漂う昼下がり。
生き生きとした活力をこの家にもたらしたほうがよいのか、
この平和な停滞感に身をゆだねるのがよいのか。

平和な平和な昼下がり。
おーい。勉強しろー。
          おかん