往路は高速で。
園原インターを出ると、道の両脇には雪。
(復路は懐かしの三州街道、国道153号線を利用。)
お気に入りの温泉の中の整体屋は、
温泉そのものが休業のため行けなかった。
仕方なく、11時、某温泉施設に入る。
500円。
値段は昔のままだった。
そこの受付係について言うのだが、
どんな山奥に行っても、
顔立ちの整った女性はいるもんだ。
再認識。
誘いたかったが、誘えなかった。
昼時だったので、
うまい蕎麦屋の場所だけを聞き出した。
その蕎麦屋を教える時、
彼女は生唾を飲み込んだ。
それを見て、
吾輩は、迷わずにその店へ行くことにした。
蕎麦屋で聞いた足湯(無料)へ行った。
20分ほど、
例によってプルーストを読みながら、
足湯に浸かっていた。
粉雪が舞っていた。
たった一人で寂しい感じもあったが、
幸福だった。
こういうシチュエーションって、
結構、数的には多くあるような気がする。
足湯の効果、侮れない。
温泉に入っていた時よりも、
芯まで温まったような気がする。
帰宅してからも、
足だけはホカホカだった。
帰路は、
渡辺さんのことを思い出しながら、
国道153号線で帰ることにした。
平谷村在住ということだけは覚えていたが、
家までは分からないので、
訪ねることはできなかった。
治部坂高原辺りの景色もかなり変わっていた。
氷点下4度Cの表示を見た。
今回、ナビに随い、
初めて国道418号線を走った。
狭い道路だ。
大船山と三国山の間を走る
上村川沿いの山間道路。
野生の猿も5匹ほど目撃。
ちょっと、ビビった。
勾配もきつい。
しかし、まあ、
自転車で走るのにいいんじゃないの。
そう思った。
途中、「福寿水」という天然水が湧き出ている場所があった。
ますますいい。
ペダルを漕ぎながら、
目で山を愛で、
舌で水を愛でる。
これが、
本当の、「めでたい」じゃなかろうか。
心も、
財布の中も、
貧乏臭かったけど、
めでたい一日だった。
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