ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

冬の総括。

2013年05月07日 | 日記
五月にもなって「冬の総括」?

内地では夏日の所も多かったとか!

でもね~。ここはまだまだ冬の続きなんですよ。

今も(午前3時頃)外は雪だし気温も氷点下。

ストーブなんか普通に焚いてるし。

で、もうすぐ春?なので冬の総括です。

ま、家が出来たので移住後最も快適な冬をすごせました。

薪も何とか足りて「やれやれ」と言ったところですね。

この辺りで冬に最も経済的な負担が多いのが家の暖房費です。

月に数万円なんてざらですからね。

でも、我が家の場合母屋建築の計画段階から「暖房は薪ストーブオンリー」を目標にしてきました。

一個のストーブでいかに家全体を暖めるか?そのことに重点を置いた計画でしたが、はたして?

ま、おおむね合格点ですね。



家全体に寒い部分は殆どありませんでした。

トイレに入って「ブルッ」とか台所に行くと「ヒヤッ」とか、ゼンゼンありません。

ただし、犬用の出入り口からの冷気の侵入はかなりありました。

で、厳冬期は犬用出入り口をスタイロフォームで塞いで使用禁止にして、床にはホットカーペットを導入し、ある程度は改善されました。

この冬一番悩ましかった事は雪の多さでした。

積雪自体は去年とあまり変わってはいないはずですが、風向きが北西から吹く事が多く敷地に大量に吹き溜りました。

根雪になる時期もずいぶん早かったですね。

早い根雪となまぬるい北西風で気温はそれほど下がらずに敷地に雪がドッサリ!



ダイヤモンドダストの発生もこの冬は少なかったです。

根雪が早かったおかげで地面の凍結が今年は薄く、すでに殆ど地面の凍結はありません。

地面の凍結が少なかった分、雪解け水が流れ出すことも無く道が川になったり砂利が流されたりと言った被害はありませんでした。
(地面が凍っていると雪解け水がしみ込まずに流れ出します)

雪の多さに除雪作業も後半は諦めざるをえませんでした。



150cmの柵も雪に埋まってしまい、犬達の散歩も敷地内では出来なくなりリードを付けて外の散歩に変更。

おかげで、冬の運動不足は解消されました。

冬の間に庭の木の間引きを計画していましたが、三分の一程度できただけで、これも雪の為に断念。

もうすでに木は水を揚げていますが、葉が茂るまでにもう少し作業を進めようと思っています。

そうそう、この冬にあった母屋の不具合はお風呂の自動給湯配管の凍結です。

お風呂の自動給湯と追い炊き、足し湯が自動では出来なくなりました。

その他の配管系では凍結はありませんでした。

キッチンの蛇口からチョロチョロと水を出して凍結防止としていましたが、出し忘れていても凍結はしませんでした。

でも、一度給水系が凍結すると春まで水が使えなくなるのでチョロチョロ出しの凍結防止は来冬も続けるつもりです。


今後の対策案。

除雪ラインの整備。

除雪しようとしても、雪の下がどうなっていたか思い出せない部分が多く、うっかりすると除雪機を壊しかねません。

それと、柵の内側だけでも除雪できるように邪魔な木の伐採や柵の位置変更を進めます。

現在、柵の内側の除雪は全体の50パーセント程度です。

来冬は100パーセントを目指します。

生活圏の除雪も除雪時に目印になるようなものを設置する必要があります。


薪置き場の確保。

せっかく作った薪が雪に埋まってしまい使えない状態もありました。

で、やっぱり母屋の直近に薪小屋が必要ですね。(工事は現在進行中)


総括。

新しい家が手に入り、始めての冬でこの家の性能は分かりました。

想像以上の断熱効果と防音性、室内の異常な乾燥も無く高いレベルで快適な冬を越すことが出来ました。

よっぽどのことが無い限りここで暮らしてゆけると思います。

夏に入居して冬を過ごしましたから、厳しい季節はクリアーしたことになります。

外は夜からの雪で真っ白、気温も氷点下です。

でも、作業は来冬の準備がすでに始まっています。

秋までにはたっぷりの薪を眺めて幸せな気分を味わおうと思います。







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