ケチンボの散財

　原野にばら撒いてみるために種を買ってきました。
　とは言っても、一年落ちの処分品ですが。
　根がケチなので、どうせおそらくは収穫なんか出来ないだろう物にお金は掛けたくは無い、がしかし！試してはみたい!!
　で、格安処分品の購入になったわけです。
　福岡式では粘土ダンゴに各種のタネを混ぜ込んでばら撒きますが、uncle-beeは現地では超忙しいので粘土ダンゴも作らずに直接ばら撒いて見ます。
　芽が出なくて当たり前、芽が出れば成功、育てば大成功、収穫できれば奇跡的な大大成功です。
　と言うことは、どっちに転んでも”失敗”と言う事にはならないわけですね。
　一年落ちですから、発芽率はある程度落ちてはいます。
　しかし、自然環境ではタネは地面に落ちて発芽するわけです。
　野菜と言えども、植物です。
　本来の力を出してもらいましょう。
　まッ。ケチンボの気まぐれ種蒔きみたいですが、実は実験です。
　根菜あり、葉物野菜あり、ハーブも蔓性の野菜もあります。
　もし芽が出れば栽培品種が自然界でどんな成長をするのか「楽しみ」です。
　かの地での農業は、自然農法（uncle-bee流）です。
　いかに手を掛けずに収穫するか？
　と言うわけでとりあえず初年度は忙しいので100％手を掛けない農法の実験な訳です。
　しかも、このタネは全て交配種ではありません。
　つまり収穫できればタネも収穫できるわけです。
　かの地で、まったく手を掛けずに育つ野菜でありながら、今後の収穫のためのタネまで収穫できるわけです。
　で、「収穫できれば奇跡的な大大成功」となる訳です。
　来年の春も似たような実験はしますが、種は現地で調達します。
　やっぱりタネや苗は現地での調達が良いと思います。
　育たないタネや苗は売りませんからね。