ありがとうございました。By UncleBee

カイに、たくさんのコメントありがとうございました。

我が家では、珍しく不幸を知らない子でした。

船橋から連れて来た犬たちの殆どが病気か高齢という状態でしたから移住前は「はたして何頭連れて行けるか」が心配でした。

しかし連れて来た子達も、何とか二年以上をここで暮らすことが出来ました。

とうとう、船橋から連れて来た子はジジだけになってしまいましたが、新しく引き取った子や保護した子で頭数は変わっていません。

今までは犬だけでしたが、ここへ来て二頭の猫も加わり、我が家の忙しさはあまり変わりません。

犬を亡くした悲しさも、残った子達が日常を引っ張って、悲しさから目を逸らさせてくれています。

それにしてもカイは、我々夫婦と一番長く付き合ってくれた子でした。

そして、今まで夫婦で飼ってきた全ての犬達を知っている子でした。

この穴は大きいいですね。

母屋建築が始まってログが積み上がる頃ユパが亡くなり、屋根をあげている頃リンが亡くなり、外装が終わった頃カイが逝ってしまいました。

みんな「家も出来そうだし、この飼い主もここでちゃんと暮らしてゆけそうだ」と自分なりに納得した頃逝ってしまったような気がします。

犬達を心配しているようで、実は犬たちに心配をかけていたのかもしれません。

あのモコモコフワフワの体も、分厚い耳たぶも、太い尻尾も。



そしてこの寝顔も見ることが出来なくなりました。

犬たちが逝ってしまう度に思うことは「ありがとう、お前と暮らせて良かったよ」です。

追記

カイの死にあたり、長女が古い写真をたくさん送ってくれました。

すでに、無いと思っていたカイの若い頃に会う事が出来ました。

ありがとう。