ゼロから始めた田舎暮らし

水も電気もない北海道の原野を購入し0から始めました。

夫婦と犬2匹猫1匹馬1頭と鶏20羽の大世帯。

実を言うと!

2011年03月17日 | 日記
まっ。知っている人のほうが多いと思いますが、UncleBeeは元自衛官です。
おまけに、発電とか、圧力容器とか発動機(とっても大きなエンジン)とか、ガスタービン等を扱っていましたから、今回の原発の事故の内容が、ある程度一般の人よりも理解しています。
自衛官だった頃も将来は原子力の時代が来ると思いずいぶん勉強もしていました。
で、今頑張ってくれている私の後輩たちや機動隊、そして発電所のオペレータの人たち。
おそらく決死の思いで事に及んでいる事と思います。

冷却に臨む自衛官は、おそらく入隊の時の誓いの言葉を思い浮かべている事と思います。
UncleBeeもかなり危険な任務を任された経験がありますが、そのつど思い出したのが入隊の時の誓いの言葉でした。
その一節です。

事に及んでは、危険を省みず、任務を遂行する事を誓います。


彼らはいま、危険を省みず任務に当たろうとしています。

「頑張れ」って言う言葉が嫌いって言う人けっこういますが、UncleBeeは良く使います。
頑張るべき人には「頑張れ」って言うべきです。

太平洋の真ん中で、どうしても危険な作業をせざるを得ない事態が何度もありました。
そんなときにはその作業を出来る隊員が何人か選ばれて、誰がその作業をするのかを阿弥陀くじで決めていましたが、UncleBeeは良く当たりました。

作業員に決まるとブリッジに行き艦長に作業をやる旨を報告します。

「UncleBee海曹××作業に取り掛かります!」と報告すると。
艦長「UncleBeeが行くのか、後のことは一切私が責任を持つ、頑張ってきてくれ」
とのお言葉!
つまり、死ぬつもりでやってこい!って事ですが、ある意味清清しい覚悟が出来た記憶があります。
がしかし、遂行中は今までの人生が走馬灯のように脳裏に浮かんではいました。
いま、原子炉に大人しくしてもらおうと思っている当事者たちの気持ちがよく分かります。
だから、大声で言います。

頑張れ! 

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2 コメント

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Unknown (UncleBee)
2011-03-18 04:44:17
かなりいい加減な性格のUncleBeeが、まがりなりにも社会生活を送れて来られたのも、若いときの海上自衛隊での経験のおかげだと思っています。
自分の限界、命の重さ、そして海や世界の大きさ!
常に紳士であれと言うシーマンシップ。
そうは見えないかもしれませんが、実はそうなのですよ。
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海上自衛官だったのですね。 (てまり)
2011-03-17 20:39:12
Uncle Bee 様、こんばんは。
海上自衛官でいらっしゃったのですね。
色々とお勉強をなさっていらっしゃて
尊敬いたします。
私はまだお会いしてから、日が浅いので存じ上げませんでした。
私の息子は、陸上自衛官です。
今は、妻と赤ちゃんを残して、任務に励んでおります。
入隊式で誓いのことばを初めて聞いたときは・・・
そんなつもりで息子を自衛官にしたのではないのにと・・・
涙があふれたことを思いだします。
今は、救助に励んでいる息子を心配しつつも
誇りに思っております。
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