そういえば、自給自足をしてました。

自給自足を目指しているんですか？と言う質問をよく受けます。

そんな時「今は家作りが忙しくて、なかなか」とか、うっかり答えていましたが、良く考えればすでに自給自足をしっかりやっていました。

自給自足って、なにも食べ物を自給するだけじゃないと思うんですよね。

ここへ来て、開墾や家作り、冬を越す為の薪作り。

考えてみればこれも立派な自給自足でした。

家だって、建築中の母屋を大工さんに頼むと、確かに数ヶ月で立派に作ってくれます。

でも、二年以上かけて大工さんほど立派ではないものの、そこそこには仕上がりそうです。

で、何を自給したかと言うと、お金です。

これも良く聞かれますが「自分で作っても費用はあまり変わらないんじゃないの？」

でも、UncleBeeの場合、大工さんに頼んだ場合の半分以下の費用で作っています。

ログハウスってけっこう特殊な技術が必要なので、工賃が高めです。

その部分を自分でやっているので、けっこう安く上がっています。

移住当初、一歩も入り込めなかった森も、今ではグルッと一周、普通の靴で歩けます。

これだって、業者さんに頼めばきれいに整地してくれます。

でも、自分でやりました。

生活環境の自給自足です。



重機や道具類にお金はかかりましたが、大切に使えばずーっと使い続けられます。

つまり、継続可能な道具への投資をメインに考えてきました。

森も、上手に管理してゆけば永久に冬のエネルギー！薪を提供してくれます。

そのための道具たちです。

今年までは、薪の原木も購入していましたが、今年の秋からは完全自給を目指します。

森と共に「のんびりゆっくり、生かし生かされ」です。