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この実のようなものは「ひょんの笛」とよばれています。
これは実ではなくて虫こぶだそうです。
イスノキという木の枝や葉に、イスノキコムネアブラムシまたはイスオオムネアブラムシいう虫がが寄生して、多数の小型の突起状の虫こぶができるそうです。
寄生によっては葉は丸く大きく膨らんだ虫こぶ(ひょんの実)ができるそうです。穴は虫が這い出たあとに出来た穴であろうと思われます。
秋になって、その実が地面落ちるそうですが、その場面には残念ながら行き会えていません。
私はこれを俳句の先輩から頂きました。いただいたときとてもうれしくて感謝しました。
いまなお大切にしてときどき鳴らしてみます。ひょろひょろと何だか物淋しい音が鳴ります。
ひょんの実は秋の季語です。