銀座 蔦屋書店「村上仁美 作品集出版記念作品展 生きている花の庭」を観たのでございます。
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/44955-1419290106.html
(写真撮影は許可を得ておりまする)
作品集『生きている花の庭』出版記念の作品展。
タイトルは、ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の章タイトルからの引用だそうな。
会場はこんな感じで、23点の出展じゃ。
こちらが作品集(撮影:田中流 ほか)
10点を観た順に載せまする。
《Janus as a pergola》H450×W270×D190㎜ 陶・針金 2024
前と後ろの激変ぶりに驚愕。ローマ神話のヤヌスなのじゃな。
《綺麗事を束ねて》H460×W210×D200㎜ 陶・リボン 2023
後ろ姿も載せまする。
《茨観音》H310×W100×D100㎜ 陶・針金・薔薇の棘 2024
腕が扉になっており、開閉できるらしい。中のトゲトゲは本物のバラの棘じゃ。
《陰日向のスミレ姉妹》H145×W145×D145㎜ 陶 2024
《思惟の星影》H1000×W250×D250㎜ 陶・アクセサリーチェーン・真鍮 2020
《今際の芳-瑠璃夕-》H170×W180×D60㎜ 陶 2024
《Down,Down,Down》H120×W130×D130㎜ 陶 2024
穴に落ちるアリスのカップ&ソーサー。カップがスカートになっておるのじゃ。
《赦しの抱擁》H500×W400×D80㎜ 陶 2024
本展のメインビジュアル。
《権能を失くしたソドムの天使》H460×W320×D90㎜ 陶 2024
《まぼろし》H295×W100×D55㎜ 陶 2024
素晴らしい作品に圧倒されつつ、細部までじっくり拝見いたしました。
作品に添えられた作者の言葉や解説も良うござりました。
会期は2月7日まで。
さて、純喫茶キラーズへまいりますぞ。
ここは村上仁美の作品も置かれておるのじゃ。
小倉バタートーストとブラジルをお願いいたしまする~。
ブラジルは、村上仁美のカップ&ソーサーで出してくださりました。
飲みにくいかと思いきや、スカートのひらひらで飲みやすいのじゃ。
小倉バタートーストは、バターも餡も六花亭のもので、美味しゅうござります。
おかわりを持ってまいれ~!(こらこら)
店内に置かれた村上作品や、以前の作品集を見たりして、楽しいひとときを過ごしたのでありました。