先週観て書きそびれていた展覧会でございます。
大倉集古館「桃源郷展―蕪村・呉春が夢みたもの―」
https://www.shukokan.org/exhibition/
2014年4月から増改築工事のため休館しておった大倉集古館、今年9月12日にリニューアルオープンしましたのじゃ。
国の登録有形文化財に指定されておるゆえ外観に手を加える事は御法度じゃからの、建物を丸ごとずらして免震構造の地下階を増設。
休館する前、わたくしはまだ生まれておらんかったが、お供のEはよく展覧会を観に行っており、久々の建物を懐かしがっておったぞよ。
建物の外観は変わらぬが、周りが変わったり、入口の外などにロッカーが設置されたり、内部も綺麗になってエレベーターもできておった。
ここから先は写真撮影不可だそうで、お庭の石像などは撮れんかった。
ちなみにこちらは、お供のEが2014年2月に行った時のお写真。
前置きが長うなってしもうた。
2階展示室は、リニューアル記念特別展の「桃源郷展」で、桃をモチーフにした作品を展示。
展示替えがありまして、わたくしが観たのは前期(10月14日まで)、本日10月16日から後期に入りまする。
構成は以下の3章。気になった作品もリスト順に。
【第一章 呉春「武陵桃源図屏風」 蕪村へのオマージュ】
・呉春《武陵桃源図屏風》
新収品で本邦初公開。
・呉春《武陵桃源図絵巻》
展示されていたのは、渓流の小舟が桃花林を抜け田園地帯を進む所までで人は全くおりませぬが、印刷物で展示された後半には、村と村人が。
【第二章 桃の意味するもの 不老長寿・吉祥】
・沈南蘋《双寿図》
桃の樹にとまる綬帯鳥のつがい。
・《藍釉粉彩桃樹文瓶》景徳鎮窯
藍色の地に、9個の実をつける桃樹と、背面には可愛い3匹のコウモリ。
【第三章 「武陵桃源図」の展開 中国から日本へ】
・趙伯駒(款)《武陵桃源図巻》
青と緑のヒダヒダプリーツの如き山々が続くの図。
4つのパネルの「桃源郷トリビア」も興味深うござりました。
会期は11月17日まで。展示は本日から後期に入っておりまする。
1階展示室では、開館記念「大倉集古館名品展」が同時開催。
Eは、ここでよく観ておった国宝《普賢菩薩騎象像》や、横山大観《夜桜》や、小林古径《木菟図》(前期の展示)などに再開できて、喜んでおりました。
出来たてホヤホヤの地下には、タッチパネル式の解説や映像が観られるモニター、オークラウロの展示、ショップなどございました。
★おまけ話
さつまいもド、最近毎日のように食べておるのじゃ。
5種類どれもイモイモしゅうござりますが、紫いもと黒みつきなこがお気に入り。