前回のブログの続きでございます。
この日の最後に行ったのは、あらかわ画廊「魅惑の香り 阿部清子・桑原聖美 日本画展」
https://www.arakawagallery.com/post/20230516
(写真撮影は許可を得ておりまする)
阿部清子は数年前に一度だけ、猫の作品を観たきりじゃし、桑原聖美は好きな作家じゃし、初日にまいりましたのじゃ。
会場はこんな感じ。それぞれ約10点ずつの出展。
それぞれ4点ずつ、だいたい観た順に載せまする。
★阿部清子
ご本人が在廊なさっており、お話もお伺いできて嬉しゅうござりました。
《緊那羅》F8号
キンナラは、半人半鳥の音楽の精霊じゃよ。
わたくしはキンナリーが大好きゆえ、この作品も興味津々。
《載天》F4号
《響き》
《多紋天》F12号
「聞」ではなく「紋」なのは何故かの?
と思いながら観ておると、何とこの作品のモデル、十三花さん登場!
上着をお脱ぎになったらば、両肩から腕にかけて見事なタトゥーが表れ、「紋」の理由も分かったのでございます。
写真撮影とブログ掲載を快くOKして下さったゆえ載せますぞ。美しいお方じゃった。
★桑原聖美
好きな作家なのに作品を観るのはかなり久々で、10点観られて嬉しゅうござります。
わたくしの撮った写真では、繊細な美しさが全然分からぬのが無念~。
特に観たかった軸装の2点は、絵の部分のアップも載せまする。
《海の百合》絹本彩色 F3号
《森の精》絹本彩色 27×21.5㎝
《雲》絹本彩色・軸装 5×21㎝
美しい女性も、右下にいる生き物もお気に入り。
《ツキヨミとアマテラス》絹本彩色・軸装 2011制作 95×80㎝
目を皿のようにして、隅々までじっくり拝見。
2人展のテーマは特になかったそうじゃが、タイプの異なるおふたりの作品が調和する様も素敵で、観応えござりました。
この日最初に行った外苑前のギャラリーでバッタリお会いしたエモさんに、ここでもばったりお会いしてビックリ。
楽しいひとときでありました。
会期は5月27日まで。
★おまけ話
昨日は、3日前に行った「日野まき 個展」を再訪し、インドネシア料理店 ブリ・マデも再訪してランチしましたのじゃ。
前回はナシチャンプルを食べたからの、今回は・・・
カレーバビ(豚角煮カレー)をお願いいたしまする~。
セットの温野菜とスープは前回と同じ。
カレーは柔らかい豚肉がゴロゴロ入り、バリのお味で美味しゅうござります。
余談になりまするが、バリ島では殆どの人がヒンドゥー教徒じゃが、バリ・ヒンドゥーは豚肉食べるのOKじゃし、儀式やお祭りではバビグリン(豚の丸焼き)がお供えされまする。
バビグリン専門店もあって、お供のEは昔、ウブドのイブ・オカでよく食べていたのでございます。
目の前で豚1頭を丸ごとグルグル焼いて、アッという間に解体。
ごはんの上に、豚の色々な部位の肉やら豚の血のソーセージやら野菜とココナッツのピリ辛炒めやらを乗せてくれるのじゃ。
これはお供のEが、2007年(もう16年も経ってる~!)に食べた、イブ・オカのバビグリンじゃよ。
美味しかったのでまた食べたいと申しておるが、今はどうなっておるかのぅ。
Eが最後にウブドに行ったのは、2012年じゃからのぅ。