弊社の温室には、
このブラッサボラ・ディグビアナがいっぱいありました。
いまの学名は、
リンコレリア・ディグビアナ Rhyncholaelia digbyana
ホンデュラス原産。
40年前の親子の会話。
「なんでうちにはディグビアナがこんなにあるの?」
「かっこええやろ?」
「なにが?」
「リップのフリルが!」
「このリップのひげがええのん?」
「そやっ!このひげがなかなか遺伝せえへんねんぞ」
「遺伝しないの?なんで?」
「劣性遺伝子?わしゃ、学校でてへんから、詳しいことはわからへん。なかなか子どもに伝われへんねんや~」
「ふ~ん」
「昌克が大人になったときに、しっかり勉強してなんで遺伝せへんか調べたらええやろ?」
「え~、ボクはな、プロレスラーになるのが夢やねん。遺伝は興味ないわ」
「ばかもの!格闘技をしてもええけど、科学を学べ!ばかもの」
それから40年。
なんとなく遺伝学を学び、熟知しているつもりのボクがいる(笑)。
タイガーマスク2世になれなかったことが
悔やまれる(泣)。
右画像は、ディグビアナの後代。子ども。
ペタルにひげが遺伝してる。
遺伝している子孫もあることはあるのだ