もうすぐサウザー395に乗って2年
現在、エンジントラブルで入院中につき、しばらく触ってませんが・・・
関東ではまだまだ玉数が少ないボートですが、運よく仲間にも同じボートが複数いるので、いろいろ情報が入ってくる環境
サウザーHPなどで詳細は書かれてますが、今回は自分が乗ってみての感想などをオーナーの独り言として書いてみようかと・・・
少しでも気になっている方の参考になればいいかな
主要装備を順を追って・・・
自分は12Fクラスのアルミからの乗換えなので、船体の大きさに関しては十分
ガンネルの高さや厚みもちょうど良く、野暮ったさはないかな
燃費も利根川で上下流に走り回らなければ標準タンク(24L)で十分足りる この点は4ストならではかな
新艇の場合は、お金をかけてでも最初にコーティングしたほうがキズや汚れが付きにくいかも ・・・
●フロントストレージ
アルミからの乗り換えなら、憧れのパーツでは?
2ndストレージは使用頻度高いですが、自分はフットコンマウント仕様なので1stストレージはあまり開けませんね
レインウェアと長距離対策時の10L携行缶を入れっぱなしです
うまく活用すればデッキ上は広く使えますね
自分みたいにストレージに物を入れすぎて、船体重量を重くすることがないようにすれば、最高速も上がる?
見栄で2ndストレージにダンパーを付けようと思ったのですが、バッテリー設置位置の関係で、内部のバケツを取り出さなければならないので、取り付け位置がなく断念
ストレージ蓋の裏面は利用価値あり (ネットを貼って小物入れにしてます)
●ライブウェル
容量が70Lもあって、50UPも数本余裕で入れられますが、水を入れてしまうと約70㎏(人一人分)の重量UPなんで2人乗りだと、プレーンはかなり時間がかかります
こんなときは、もう少し馬力が欲しくなりますね
走行中の水漏れ等はありません
使わないときは3rdストレージとしても使えますね
夏は氷を大量に入れてクーラー代わりにならないかなと思いますが、試したことはないですね
正直、止め具がダサいと感じます
●リアストレージ
両サイドに開け口がありますが中でつながってるので、パドルやルアーリトリバーなどの長物も入ります。
基本的に濡れてもいいものを入れましょう
この部分の使い方がオーナーによって様々でしょうね
自分は除湿剤を数個入れてます
●ビルジポンプ
いつのまにかビルジを固定している部分が割れてました・・・
たまに掃除しないと水コケ?だらけになります
なぜか水が溜まるのでオートビルジはあったほうが良いかも・・・
●グローブボックス
自分は小物を入れっぱなし(マーカー・ヒューズ・バッテリーチェッカーなど)
ただし、ここも防水ではないので、錆びるものは要注意
●スイッチパネル
綺麗にまとまってますので使いやすいです
スイッチのオンオフが浅いので切り忘れや誤作動に注意がいるかも・・・
●ジャックプレート
この分、船体が長く見えるようで、すばやいプレーニングの為にも必要不可欠なパーツ
片足をかけて小便し易いですし・・・
BEATの坊主さんは、バックウォッシュ用排水トレイ?部分を愛用!恐れ入ります!
●ロッドティマー
簡単な作り(ゴムの伸縮性を利用)ですが十分機能します
左舷側はデッキがつながっており、7FTクラスのロッドも浮かせずに置けるので、ティップを折ることも少ないでしょうね
両側に平置きで5本ずつ、計10本は綺麗に置けます
魚探を取り付ける場合、右舷側はティップのクリアランスを確保しておいたほうが良いでしょう!
●バッテリートレイ
素材がプラスティックだし、場所が場所だけに、ふちが割れる可能性大ですね
自分は振動吸収ゴムをひいてバッテリーを乗せてます
●グラブハンドル
トリムボタンもあり、走行中に必ず握る部分 振動でネジが緩んでくるのが玉にキズ
●フェールタンクホルダー
これも固定してる止め具のネジが緩みやすい
●小物入れ
水抜きの穴を塞がないように
ダウンショットシンカーを放り込んでいたら、塞いでプールになってた経験あり
●ステンレスクリート
係留はもちろん、ボートフェンダーの設置場所にもなにかと便利なアイテム
●オプション
これは好みでしょうが、フル装備してるメンバーはいないかな必要なものをお選びください
●カラーについて
自分は船体・デッキともブラックなので、さすがに炎天下では熱くなりますね
ガンネルを熱くて触れられないときもあります
デッキはグレーあたりが汚れも目立たず良いかもしれません
基本的には1人で釣りすることを考えれば十分ですが、2名釣行が多い場合は、ちょっと狭さを感じるかな
少なくともサイドキャストはできない距離になりますね
エンジンも30馬力がMAXの仕様見た目は30馬力のマーキュリー(30ELHPT XRi )ですが、中身はトーハツ
うるさい割にはスピードが出ない気が・・・(YAMAHAが静かなので・・・)
ミンコタみたいにジワッとトルクが出る感じで、レンスポンスは遅め
シャフト価格が高額(5万円台)なので、ペラヒットには要注意
自分のは、いろいろ不具合がでてくるハズレエンジン?
先代エンジンのように40馬力にあげられないのも残念・・・
2人乗りの場合、タックル量にもよりますが、プレーンするまでは、一人が前に重心移したほうがいいでしょう
急停止はバックウォッシュが襲ってきます
ジャックプレート下部を塞ぐチューンもあるようですが、プレーンがしにくくなったりはしないのかな??
静止安定性はピカイチかと!
チャインが効いているのかバックシートが多少動いても危険を感じたことはなく不満なし
肝は足元にあまり物を置かないことでしょうね
走りに関しては、最高速一人乗りで50㎞/hくらい
原チャリよりは遅いですね
2人乗りで45㎞/hくらいかな
走破性はかなり高いかと
荒れたときも不安はあまり感じず、波を選んで操船すれば戻って来れますね
●トレーラー
これと一体でサウザーだと言えるでしょう
なんてったって見た目がかっこよくなりますよね
専用設計されてるので、浅く差してもランチングは簡単
フェンダーのバンクが補正してくれるので、枠に入れればまっすぐに乗ります。
牽引もストレスなし!
ちょうど自分のサーフと同じ幅なんでバックミラーにはみ出して見えないから多少の大回りでOK!
それに結構頑丈らしいし・・・
アルミタイヤに貼ってあるブラストのマークはまず取れますよ
あくまでも飾りという割り切りで!
いろいろ書いてみましたが、気軽にスタイリッシュに遊ぶにはいいボートですよ!
結構、フィールドでも目立って注目されているようです(特にアルミボーターから)
あくまでも無理せず快適に釣りをするのは最高なボートです!
最後はコストとちょっとの勇気(度胸?)なんでしょうね
そうそう!
昼寝もグッスリできますよ