最近、釣りしてて気になること(長文なんであしからず)
毎年そうだったかなぁ・・・❓(記憶にない)
もともとマッディな水質でシャロー狙いの裏ばす
最近ハードボトムをトントンしてるとこんなんが付いてくる
日が差してボトムが見えるくらいになると黒っぽく見えてさ
クリアアップされてる
深くなってるのか
と一瞬思うが実際はこんなんが繁茂してるようで
水質キレイだとこんな感じなのかな
岩ノリみたいにこびりついててさ
周辺には剥離したのかプワプワしてるし
ここ数週間で増えた感じなんで珍しく調べてみたら
文献があまりないんだが中部地方の河川で大量発生したのが載ってた
バサー目線で原因や影響部分を抜粋すると・・・
愛知県中部を流れる〇〇川では,近年,大型糸状緑藻 Cladophora glomerata(カワシオグ
サ)の大増殖が頻繁に観察されるようになった
河川における糸状緑藻の大発生に関しても,出現要因の解析および駆除対策のための基礎資料の収集が極めて困難である
駆除対策・大発生の管理方法については,未だ明確な結論が無いため詳しく触れることは出来なかった.
河川生態系における糸状緑藻の大発生は,物質代謝(循環)と河床の物理形状に大きな変化をもたらす.
糸状緑藻の大発生による藻類現存量の増加は,系の基礎生産力を高める
しかしながら,珪藻やらん藻に比べ,藻体が長くなり,細胞が大きく頑丈な糸状緑藻は,水生昆虫を中心とする底生無脊椎動物の餌資源として価値が低い
また日本の河川には,糸状緑藻を好んで摂食する魚類は確認されていない.
従って,生食食物連鎖に関係しない有機物が大量に蓄積されることになる.
結果として腐食食物連鎖が卓越することになると予測されるが,糸状緑藻の基礎生産の行方は,まだ解明されていない.
石面上を覆うように繁茂した糸状緑藻群落は,河床の表面積を広げ物理的構造を複雑にする.
この群落は,微小な付着藻,底生無脊椎動物,稚魚に新たな生息場所を提供する
特に河床から剥離し水面に浮上した糸状緑藻は,水生昆虫の隠れ場として有効に作用することが示されている
その一方で,淵など流れの緩い場所に蓄積した糸状緑藻群落内では,夜間に呼吸により溶存酸素濃度が低下し,多くの生物の生息に不適である貧酸素水域を出現させている可能性がある.
湖沼沿岸帯の糸状緑藻群落内では,夜間に溶存酸素濃度が低下することが観察されている
河川の生物にとって,糸状緑藻の繁茂は,正負両面の価値を持つと思われる
糸状緑藻の大発生は,人間活動への障害も生ずる.
1)河川を水源とする浄水場に流れ込みろ過池の目詰まりを引き起こす.
2)堆積した糸状緑藻が腐敗し水に異臭味を付ける.
3)農業用水を詰まらせる.
4)釣り,水泳など河川での楽しみを物理的に阻害する
藻類の成長に影響を及ぼす要因は,栄養塩(窒素・リンなど),光,水温である.
この内,光・水温は主に地理的に決定される要因であるため,糸状緑藻の大発生は,富栄養化にとも
なう栄養塩濃度の変化に起因すると考えられる
栄養塩濃度から見ると,日本の河川は上流から下流まで潜在的に糸状緑藻が繁茂できる環境にあることを示唆している
直径 256mm以上の石れきには3月から群落を形成するのに対し,
16~256mmの石れきには,河床が安定する6月以降にならないと群落を形成しない
近年は多くの河川にダムが建設され,河川の水量が管理されるようになってきた.
その結果,ダム建設以前に比べて撹乱の頻度が減り,河床が長期間安定するようになったと思われる.
これは糸状緑藻の繁殖にとって好都合である
しかしながら具体的な研究報告は存在しない.
糸状緑藻は餌資源として価値が低いと考えられる
糸状緑藻の大発生は,基礎生産,物質代謝過程,他の生物の生息場所を大きく変化させると考えられた.
更に,日本では,大発生がアユの漁獲量に悪影響を及ぼすことが懸念されている.
大発生の要因として,富栄養化,撹乱,捕食が検討された.
有力な要因は,ダム建設や渇水による撹乱頻度の低下が導く,河床安定化であると思われた.
今後,糸状緑藻の大発生を抑制していくためには,調査・研究の視点が,河川から流域全体に広がっていくべきである
・・・と小難しいこと書いているが結局は良くないってことなんだろね
いちいちルアーにまとわりついてくるし、生体域にとってもプラスはなさそう
暑くなってハクレンに続いての異臭は勘弁だしさ
水槽内にそんなのできたこともあって水換えたらなくなったが
亀もウカウカしてるとこうなるらしい
正式名称まで知らなかったが、よくアオミドロっていうよね
漢字で書くとこうなんだって
知らなかったよ
甘味処を間違えて読まないでね
ちょっと真面目に調べものして時間を使ったゾロ目サンデー
陽が伸びたもんだわい