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お好み夜話-Ver2

けんけんぱの午後

何年かぶりに三ノ輪まで歩いて行き、牛スジやら何やらを仕入れてリュックに入れて背負って帰ってきた。
 
5年前までは仕入れ先の肉屋まで走っていって、5、6㎞のお肉を背負ってまた店まで走ったものだが、今や行きは良くても帰りは駅まで歩いて電車で戻るお年ごろ・・・。
昨今は野菜や小麦粉のみならず牛スジもガ〜ンと値上がりして思わずためらってしまうほどだが、これが無けりゃいろいろなメニューが成り立たないのでとりあえず3㎏ほどお買い上げした。
 
先日スジコンを煮たときにも「牛スジ大根煮」を少し作ったのだが、大根をちょっと小さく切りすぎたのと生姜が多く入り過ぎてしまったので、あらためて牛スジを煮て正規の「牛スジ大根煮」を作った。
せっかくだから現場の職人さんたちにおすそ分けしようと、ジップロックに入れて持っていった。
 
現場まで行ってみたら、正面の壁が黄色くなっているではないか。
おお、だいぶ見てくれが変わってきたぞい、もうちょっと塗りが入るとまたグッとしまってくるだろう、楽しみ。
 
中に入ると、おおっ、レジ回りにボードが貼られて

カウンターが付いているではないか‼️

27年前のオープンの時と同じ配置と高さのカウンターになってなかなかいい感じ。
 
階段の壁に照明付きの棚もできて、さあてここに何を飾ろう❓

みんなで走った「小布施見にマラソン」のトロフィーか、お高いお酒のボトルか、それともスペシウム光線ポーズのウルトラマンか❓迷う・・・。

鉄板や厨房機器が入ってないからまだ厨房内は余裕があるが、

ぜんぶ機器が収まったらけっこういっぱいいっぱいだ。
 
食洗機やコールドテーブルのスペースからレジまで移動するには横ばいになるだろうし、ジッとかあちゃんの腹を見る・・・。

まだ厨房内の塗りの色、客席のクロスの色、木部の色などなど決めることもあり、もう少し進んだ段階でまた打ち合わせをすることになった。
 
職人さんたちと話がはずみ、今度はお好み焼きを大量に作って持ってくることにした。
 
三度目の正直でようやく納得がいく店に仕上がるか、最後までストレスをためずにいけそうな気がして、夢が膨らみます(かかったお金も膨らんじゃってるけどさ😂)。

 
自宅に戻る裏道に子どもが描いた「けんけんぱ」があった。

懐かしい〜。
 
いまでもこんな遊びをしている子どもがいるなんて、じつに健全で嬉しくなってしまう。
 
もしかして、公共の道路にろうせきで落書きはけしからん、などとつまらないことを言うアホな大人がいたら、その方は悲しい寂しい人なんだろうなぁ、きっとバンクシーなんか言語道断なんだろうなぁ、きっと一緒に酒なんて飲めないだろうなぁ。
 
こういう遊びをしている子どもが、お父さんやお母さんに連れられて店に来てくれて、仲良くなって、お酒が飲める歳になってまた来てくれたらすごく幸せだよなぁ。
 
「ユイちゃん」や「auちゃん」、「ゴウウ」の次の世代はもう「ヒマゴ」だよなぁ。
 
それまで生きてるかなぁ、まあちょっとキビシイよなぁ、だけど夢みるのは自由だよねぇ。
 

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