お寒ぅございます。
“秋深し・・・”を通り越して、冬に突入してしまいそうな今日この頃。
なんでも札幌では雪が降ったとか。
「大雪」の山々はきれいに雪化粧なんでしょうか ?
そういえば、かつて「大雪山」のことを「おおゆきやま」とほざいた調子コキがいましたっけ。
まあ、刺身のツマを「タンポポ」と言い張る馬鹿野郎ですから、しゃぁないね。
それはそうと、寒いときには「おでん」や「煮物」が恋しくなりますね。
というわけで、モグランポでは今週末ぐらいから「おでん」の鍋をもう一つ増やし、ネタも増やします。
練り物やタコ、ツブ貝などなど・・・。
「おでん」のツブ貝が旨いなぁと最初に感じたのは、お勤め人時代に仙台へ出張で行ったさい、国分町の近くの路上に出ていた屋台で1杯やったときだったなぁ・・・、などと思い出したからではないのですが、今月の17日~19日までお休みを頂いて仙台へ行ってきます。
なんでも、国分町の「帝王」こと「バーバーくん」のお父上が、仙台で一番旨い「おでん」を教えてくださるとのことで、勉強をかねて堪能したいと思っているのです。
ついでに調子コキの「バーバーくん」を、ここぞとばかりにイジリ倒して来ようともたくらんでいます。
臨時休業のご案内は、また近づいてきたら改めて告知いたします。
関西の方では、お好み焼き屋に「おでん」というのはワリとポピュラーなんです。
お好み焼きが焼けるまでの間もたせに、お酒のアテに、それはそれでけっこう楽しみではあります。
年配の人は「おでん」と言わず、「関東炊き」なんて言ったりもしますが、お汁は関東と比べて澄んだ色合いが多いようです。
具も関東とはちょっと違います。
関西で「スジ」といったら「牛スジ」ですが、関東では練り物の「スジ」が一般的だし、「チクワブ」を食べた関西人は、
「なんやの、これぇ。気色悪いわぁ」
なんて反応することもあるように、関東・関西という分け方以外にも、静岡や九州などなど、「おでん」は地方色豊かな食べ物なんです。
モグランポの「おでん」は、現在ちょっとお休みしている「明石焼」のお出汁と同じように、昆布と鰹節と天然塩少々と薄口醤油、それに「鯛ひしお」だけで味付けしています。
それに具材の味が沁み込んで、深く深くなっています。
近い将来「明石焼」が何らかの形で復活したときには、この「おでん」のお出汁で味わってみたいと考えたりしているのです。
寒くなるのも、また楽しみ
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