最近嬉しかったこと。
それは『竜とそばかすの姫』公式Twitter企画、竜とそばかすの姫屋台に参加できたこと。
竜とそばかすの姫屋台というのは、自分で描いたアバター<As>のイラストを映画『竜とそばかすの姫』に出てくる<U>の世界に追加してくれるという企画です。
4日間で総勢何体の応募があったのかわかりませんが、最終的には500体をスタッフさんが<U>の世界に配置してくれました。
どのアバターも個性が強い!
眺めているだけで楽しくなります。
そしてこれだけの数を透過して配置してくれたスタッフさんに頭が下がります!
途中経過も追っていましたが、最後的に集合体がTwitterのトリのマークになっているところにも感動しました。
さて、私が描いた<As>は漆の妖精という設定のルーシーというキャラクター。
以前作品の制作動画をつくった際に登場させたキャラクターです。
漆は梅雨の時期に乾きやすいという理由から、雨が降るとテンションが上がるキャラクターにしようと思いました。
雨を連想させる傘を持たせて、顔のお花は梅雨の漢字から発想を得て梅の花にしたという、なんとも単純なキャラクターです。
応募するのにこのままでもいいかなと思ったのですが、液タブの練習もしたいしと少し進化させることにしました。
それがこちら。
結論から言うと、2頭身キャラの方が可愛かった……
けれど!
結果的に500体の仲間に入れてもらえたので大満足です!
それにしても場所が……
こう、ちょっとズレちゃってる感じ?
……うん。
なんとも私らしい!!
見つけた瞬間に爆笑しました。
とっても素敵な企画でいい夏の思い出になりました。
最後に〝細田守とスタジオ地図の10年〟というキネマ旬報社が出している本について。
映画を観る前に読んだらネタバレになるかな?どうかな?と思い、買ったものの映画を観終わるまで楽しみに取っておいたいたものです。
内容はほとんどが〝竜とそばかすの姫〟について。
10年の厚み!と思って読むと少し物足りなさを感じるかもしれません。
けれど、細田守監督の美女と野獣熱とか、<U>の世界を担当した建築家兼デザイナーのエリック・ウォン氏の話とか、アイルランドのアニメーションスタジオ〝カートゥーン・サルーン〟の話とか、どういった経緯でこの映画がつくられていったのかがわかるのは面白いです。
ゲーム制作の会社に頼んだり、若手のアーティストを起用したり、これまでアニメーションをメインとしていなかった色んなジャンルの人たちとつくりあげられているのも新鮮で、だからこその世界観だったりもするのかと納得でした。
これからの新しいアニメーションのあり方みたいなものを垣間見れたような気もします。
アニメーションの力…影響力って本当にすごいですよね!
やっぱり工芸とも絡めて形にしてみたい!
改めて強く思いました。