こんばんは、はなです。🌼
今日は久しぶりに映画ゴト。
遅ればせながら、ナラタージュ観てきました🙌
誘えば一緒に観てくれる友達はひとり、ふたり、おりますが…(さみしい)
恋愛もの、過激なもの、どうしても集中して観たい、気持ちをリセットしたい…
どれかひとつに当てはまるときはひとりで映画館に映画を観に行きます。
ナラタージュは番宣でひたすら潤くんが「大人なラブストーリー!」「濃厚!」なーんて言うから(笑)そういう内容なんだなと思って、ひとりで観ました😎
⚠️以下、ネタバレ含みます。まだ観てない方ご注意を!!!
*****
これよくPG12にならなかったなー……………
と、観ながら思ってしまっていました(笑)
にしても、葉山先生、あなたは全く罪な男だ…
私が女性だからか、かなり泉ちゃん(架純ちゃん)に感情移入して、共感しまくりでした。(ウチの高校はあんなイケメンであんな生徒想いの先生はいなかった)
行定監督、こういうの撮るの上手だなあ、とかなり上から目線な感想(笑)
世間的に許されない一方的な恋。そうだとわかっているのに、どうしてもそばにいたくなってしまうものなんですね。経験したことがないから、余計に不思議です。
ラブストーリーとしては登場人物の設定、出会い方、主人公が誰かを好きになる過程はいたって王道パターンですが……
重い。
異様に重く、もどかしすぎる。
まず、泉ちゃん(架純ちゃん)。
そんなことあったらそりゃー好きになっちゃうよねーーーーーーの一言です。(笑)
人間って弱いところに優しさを向けられるとコロッといって、その人の好きなポイントを探し出すものなんでしょう。
物語の終盤、葉山先生も言っていましたが、「真っ直ぐな想い」が確かにあったんだと思います。
学校に居場所を作ってくれたことへの感謝と、自分を信じてくれない人に囲まれて悲観的になっていたときに自分をきちんと見てくれていたことへの…なんだろう、安心感?
そりゃ好きになりますよ。(笑)
学生のうちに想いを伝えようとしたのは、私としてはうーん…ですが(言いたくなっちゃう、がよくわからない)タイミングよく好きな人の過去を(さらにそれも結構ハードなやつ)伝えられたら…。あー…、って思うよねえ……
卒業式もなんなんですかあのちゅーは!!!女版の生殺しってやつですか!!!泉ちゃん、あなたは何にも悪くない!!!!!!!
さらに今の生活に慣れてきたころに、突然想い人から電話なんて。動揺しまくりだわ。部活のヘルプだったから、連絡の口実としては健全ですが……
思い出の場所で部活なんて、ナレーションでもありましたが、過去に戻ったような感覚めっちゃわかります。そのときの気持ちとか、かなり鮮明に思い出せるものなんですよね。なぜか。
忘れたくても忘れさせてくれない、罪な男の葉山先生のせいで、泉ちゃんはどんどん気持ちが高まります。それもわかる。仕方ない、あんなことやこんなことがあったなら。(意味深😎😎)
だから、本当のことを知って、気持ちのコントロールが難しいときに、坂口く……じゃない、小野くん(笑)みたいな人がいるとすがりたくなる…のもわかります。これは女が罪(笑)
でもやっぱり、完全な蹴りがついてないから、忘れられないんだよねえ。
小野くんとお別れするシーンはとにかく胸が締めつけられました。
「小野くんがそう見ているように、私も先生を見てる」
くーーーーーーーっっっ
台詞は曖昧ですが、これ涙💧本気で先生のところに行きたいから、何でもできるんだね。本気で先生のそばにいたいから、何でもできるんだよね。うう…😭
自分の知りたかったこと、先生が今思うことを聞いたうえでのあの選択。
世間的には絶対に許されないのだろうけど、私は間違ってなかったと思います。あれで女の人が猟奇的にならなければ。
辛いし、まだ大好きだし、やっぱりこの人だって思うけど…私の所有物ではない。私に気持ちはない。
そうやって痛みはきっと一生抱えていくんだろうけど、ちゃんと割り切れたのは泉ちゃんの強さだと思います。女として、諦めが悪いようで、潔い。かっこいいっす、センパイ!
あの感じだと、いい方向に向かうのだろうけど…瀬戸ちゃんと幸せになってほしいなあ。
次に、小野くん。
あなたいい経験したね~~泉ちゃんみたいな人とお付きあいできてよかった!!残念!!!って感じ。(笑)
坂口くんはただいまコウノドリご出演中。出会って間もなくの泉ちゃんに向けられるまなざしが優しくて、白川先生と重なる部分があって、はっ、コウノドリじゃない…と染み付いたイメージを拭うのに必死でした(笑)
けど…なんで男の人って付き合い始めたら変わっちゃう人が多いんだろう。いい感じを醸し出しながら、小野くんに恋人ができない。その理由が痛いほどわかりました。
舞台の公演後、小野くんの実家に帰る件。小野くんも泉ちゃんを大切に思ってるから、どうしても弱味につけこみたくなるよね。そこは人間の本能なのかも。
それはわからんくもないけど、小野くん、あんたは変わらないといけない!!!もっと泉ちゃん信用しないと始まんねえって!!!!!!
ときに爆弾発言をする小野くんに泉ちゃんとおんなじ反応をしてました(笑)
キャリーケースを持った見知らぬ人に泉ちゃんがつけられてしまったシーン。
「俺が行ったら泉はもっと俺のこと好きになってくれる?」
「困ったときだけ頼るのやめてくれよ、好きでもないくせに」
………………………………プッチーン
私だったらここで別れる(笑)我慢強いなあ、泉パイセン。
葉山先生のことを想っていると最初に知ってしまったからか、泉ちゃんとお付きあいを始めても、心の底から泉ちゃんを信用できない小野くん。
どうしてそんなに不安なんだろう、男の人ってみんなこんなもんなの???
手帳覗いちゃうやつとか、半強制的に携帯見せるとか(このときの坂口くんの顔とんでもなく怖かった。演技上手。拍手。)典型的に信用してないやつじゃんね。
そういった行動が女の子の気持ちが離れてしまう原因だと…わかっていたのかな?とりあえず形だけでも謝ってたから。
?がひたすら浮かぶ小野くんの言動…見てて勉強になりました。(笑)小野くんはクズだけど、とりあえず坂口くんはかっこよかった!!
最後に、葉山先生。
小野くん以上にひどいかもしれない。
恋愛においてそういう優しさが一番ムカつくし、もどかしいし、不安になるし、期待しても実は大事だと思われてないんじゃないかって……。女の子はいつまでも待てる訳じゃないんだよ。
って悶々としていました。
「禁断の恋」とテーマにありましたが、私は不倫と、先生と生徒という2つの側面から描かれると思っていました。
実際そうだったのかもしれないけど、大学生パートはもうそういった関係ではないし、最初の葉山先生の言葉を信じると、えっ別れたんじゃん、不倫じゃないじゃん…と思っていたが落とし穴。
ああーーこういうことかと。
ずるい。の一言につきます。
余計に泉パイセンに感情移入しちゃう~~でもあんな目で見られたら憎めない~~
「好き」って気持ちに嘘はつけないし、つきたくないし、だから他の人に愛情を求めたりもするけど、、
結局、その気持ちを埋めてくれるのも、けりをつけてくれるのも、心から好きになった人なんだなあと思いました。
泉ちゃんばっかりに感情移入しちゃったけど、この観点から考えてみると、それは葉山先生も同じなのかな、、と。
もう、いい加減な大人だから、いろんな人の迷惑とか、世間体とか、仕事とか、、配慮が必要なことが渦巻いてたんだよね。
同情はするけど、共感はしない。
みんな人間らしいけど、一番人間らしかったのは葉山先生かな。
内容から離れますが、私的に潤くんがこういう「カッコ悪い」役をやってくれたのが新鮮で、嬉しかった!
泉ちゃんとワンナイトのときも(笑)いつもは鍛え上げたお美しいお身体(ごめんなさい)を見せるはずなのに、あれは松本潤の背中ではなかった。と、思う。
(いや、潤くんに変わりはないんだけどさ)
演劇をちょっとかじった人間からすると、自分の雰囲気とかオーラとか、なんかしら拭いきれないものもあって。
それをちゃんとまた別の人間として、別の人間の雰囲気をまとえるのは、役者ならではだと考えるんです。
役の幅が広がる、と表現できるのかもしれないけど、、なんか違う。
それを超越したものを潤くんは見せてくれて、納得できたなあと葉山先生を見てぼんやり思ったのです。
(とんだ上から目線だなごめんなさい)
とにかく!いろんな意味で濃厚な、人間くさい恋愛劇に大満足でした🙌
私的に、ひよっこロスだったこともあり、架純ちゃんとヤスハル(ではなく、古舘くん)の二人がガッツリ共演してたのが嬉しかった!(笑)
おわり。🍀
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