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クルシャの天地

愛すべき六条と猫




六条通。国際観光都市となった京都市でも、まだ昔の京都市の
雰囲気を留めている場所はあります。ただし、観光案内には出て来ない。

六条、とはいうものの、その道幅といったら、やや広めの横町くらい。

この通りの両脇に個人商店が並んでおります。
夜にとぼとぼ歩くと、雰囲気に浸れます。静かに歩いて下さい。
そして、じっくりこの時間を楽しんで下さい。
そういう通りです。そこもまた、開発されつつあるのだけれども。

そうそう、怨霊はいませんからね。すぐ思いつくと思うけど。
アレはフィクションだからさ。







そんな六条通商店街の入口に、フレンドリーな三毛猫を発見。








毛並みは柔らかくて、清潔です。
その声は、細くて優しい。

小さくてなよやかで繊細なのは、六条通りにぴったりですね。

たまに出会う、こうした優しくて情が深そうな女の子を見ると
くらっとしますね。
うちの腕白小僧兼ネクロマンニャーに無い物をお持ちだ。




京都六条の猫



動画で御覧鳴ればお解りの通り、左耳にカットが入ってます。
当地の条例では、このような処置のなされた野外猫には、餌を与えても
良い事になっております。

というわけで、常に携行しておる懐中のフードを取り出して差し上げた
のでした。









常に尻尾立ててくねくねしてくれます。
きっと誰からも愛されているのでしょう。










名前もあるんだろうな。

六条の姫君だと、もうアレしか思いつかないんですけど。








また会おう。

ミケ(三毛)スドコロ。

いや言いづらいわ。












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