手を揃えてちょっと首をかしげる姿勢。
ランス君とウルタ君がふたりで男同士の遊びをしている間にアリアンは
飼い主とおはなししたりします。
でもアリアンのおはなしの仕方を飼い主がよく分からないので、彼女も
猫相手の方がいいみたいです。
そこで、アリアンを放っておくと
飼い主のバッグに頭をつっこんでみたり、袋に手を入れて中をさぐったり
しています。アリアンはきゃふきゃふになって行く手の物を巻き込んで転がしながら
柱に抱きつく兄だとか、イタズラのチャンスを逃さない爆弾みたいな兄とは違って
モノを壊したり強引に遊んで怪我したりする心配がないので、安心なのです。
そんなアリアンのことを、いつの間にかカーテンの裏からこっそり見守っている猫が。
あの体は隠せないみたいですね。
あら、なんだか見られているような気がするわ
見られてますよ
というよりあからさまにウルタ君が見ているのが分かりますね。
でも見方がなんだかおかしい。
何かを待ってるような、ちょっと疚しいような、もしくは何だか企んでます。
飼い主も無駄にウルタ君と長年付き合ってるわけじゃない
アリアンが去った直後
アリアンの残り香に夢中になってるウルタ君。
彼女のことを守るのがウルタ君の役割じゃなかったのかな。
【それでいいのかうる】
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