クルシャ君、ちょっと世界の相場を見ましたら
トリコリラが大変なことになっていました。
少し前の、満開のキンモクセイ。
トルコ大統領が中銀総裁人事に介入し、継続的な利下げを命じて
中銀の独立性を干犯し、インフレ率が19%なのに金利を適正値から
下げて、自然利子をマイナス4%くらいにしたらしい。
更に、インフレ下で苦しんでいる国民を金利から解放すると、インフレが
無くなると主張し、低金利の維持を宣言したというので、トルコリラが
暴落しているらしい。
国際為替市場の常識の逆をやっているので、通貨は暴落し、消費者信頼感指数
も下落。経済活動そのものが急激な通貨安で凋んでいます。
誰か、トルコを助けてやれないものか。
こちらは、新酒を頂きに伺った、奈良富祝の直営店。
さすがに貴重なラベルが並んでいて、時間を掛けながら
一通り試してしまいました。
素晴らしい仕上がりの、お勧めの新酒となっています。
常に最良の価値を生み出すこのような会社が長く我々の
国で存続して貰いたいのですが、急激な通貨安となります
と、経営が順調でも外資に買収されたりします。
トルコがまさにその試練を受けています。
なんとかならないんですか?
まずは、権力を悪用する妙な指導者を説き伏せるか、権力を
返上して貰うかしないといけないね。
彼は今週末も「利下げを続けるぞ」と演説してました。
なんとかならんのか、といえば
『アフリカン・カンフー・ナチス』日本版予告編
これも、助けてやれないものか。
やりたいことも、ツボも分かるんですが。
一国の経済政策と並べるんですか?
世界が頭を抱えている状況は、『アフリカン・カンフー・ナチス』
を観ているのと同じような感じですよ。
国民生活を左右する点では、映画の筋より現実的に深刻と言える。