あと数時間もすると後ろの方であそべあそべと
鳴く猫が騒ぐのでございます。
このひと月ばかり、ウルタ君の好きな遊びが
洗濯物入れの中に潜んで、近寄ってくる
飼主を襲撃するというもの
でして、飼主がランドリーに向かうと、すぐに
ウルタ君は追いかけて、自ら洗濯物入れに飛び
込みます。そこに潜んで、ものすごい気配
をふんふん出しております。要するに、彼的に
は
迂闊に近づいてきて、うるに狩られてね☆
と、遊びに誘っているのでございます。
↓遊びに誘っているウルタ君
蟻を狙っている（比喩です）アリジゴクみたいですね（だから比喩です）。
こんな状態の猫の近くにわざわざ近寄るのは飼主でも
勇気のいることです。でも、ウルタ君はピュアに襲いたい
だけなのです。飼主にはその気持ちもよく分かるので
ございます。
↓そんなわけで、ますます興奮中
もう危険な獣の目になっています。彼は本能丸出しですが、
飼主は狩猟動物に睨まれているときの本能が感じる恐怖
を克服しなければ、ウルタ君の求める役ができません。
「ばかなネズミになるんだ飼主」
愛した人が毛だらけで、牙が尖ってて、ときどきあなたを
物陰から襲わなければ生きていけない人（そんなやついない）
ならどうしますか？飼主は何度かは襲われてみます。
そうして逡巡している間にもウルタ君のテンションは高まってきます。
仕方ないので頭を下げて洗濯入れに近寄ると、すかさず彼の両手が
伸びてきて、飼主の頭をはさむようにしてヒットします。
ぱん ぱぱん
これで満足してくれたでしょうか、ウルタ君。
飼主は隠れた瞬間に頭に三発くらい君のパンチを受けました。
もっとネズミやって。ぜんぜんたりないよ
とても不満そうなウルタ君でございます。
【いつもは、あと四回くらい繰り返します】
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飼主さんが作ったんですか？本格的ですね
あれれ私のＰＣがダメなのかな？
