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クルシャの天地

笑いながら這い寄る猫


飼主の役目におけるクルシャ君への責務の均分を
勘案いたしましたところ、というかいつも勘案しておる
わけでありますが、どうも彼の生命の安全の為に
彼自身の好奇心と愛着から発する危険な行動を
抑制するという任務が比較的大きいことを再認識
いたしましたよ。






えのきの瓶のラップ拾い食いに関しましては、危険な時間帯を過ぎた
ようで、大過なく終わったものの、二度と起きてはいけないので、ちょっと
ご飯のお供禁止ですわ。







うふふ

クルシャ君がずっと嬉しそうに覗いているのは、客間なんですが
最近簾が掛けられました。目新しいので、簾の真下ではしゃいで
おります。









それが、クルシャ君の好きな紐状の簾なわけです。

手を出して口に入れたりはするのですが、さすがに簾を
ウールサックしないだろうと監視中ではあります。

やったら撤去します。








諦めました。









何かまた目新しいモノを見つけて這い寄ってきています。

お互い、違う課題を持ちながら永遠に戦うことになるんだろうね、クルシャ君。








そういうのが楽しいみたいです。







仕方ないので、付き合うことになりそうです。







目つきで何考えているか分かりやすいのがクルシャ君。

靴に付いている紐をなんとかして引っ張りだそうと考えています。






諦めさせました。

心を読んで先手を打つ。他に手は無い。



 

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