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クルシャの天地

祇園祭は雨ばかり



雨が降る日は、猫も寝てばかり居ます。








普段は飼主のことなんか気にしない人々も、思い出して
気になって仕方ない、せめて声くらい聞かないとどうも
夢見が悪い、なんてこともあるようで、一斉に連絡の
ある時期というのがあります。










そりゃ、普段からいつも幸せと猫の平和を語っている
飼主なわけだから、たまには思い出すのも道理というもの
ではあるけれども、不断に弛まず専心して錬磨に心がけて
もらいたいもんだ。

まあ、気にしなくてもいいんですけどね。










7月の半ば、京都市中は雨ばかりでありました。











クルシャ君もぐったり。

飼主も三年使い続けているビニール傘をどこかで使い切って、捨てたいの
だけれども、この安物を毎回持ち出すものだから、替わりの新品をいつまでも
出せずに困っているところ、結構長持ちするビニール傘の寿命をまた延ばして
しまっている夏。







去年は長雨被害の通り過ぎた後での祇園祭だったのだけれども、今年は
梅雨が長引く間の祇園祭になっておりますよ。











屏風祭。








鯖屋敷でも、夜店を出してました。










山鉾の濡れる夕方の提灯。









とにかく、ぼんやりしていると、過ぎてしまうので
出かけますよ。











人混みがあるから、隣の山鉾までは遠いようですが
すぐ近くにある。











普段閉じている戸が開いて、夜中に茅巻なんか売ってます。




こちらは白楽天山。









白楽天、ですね。





ウルタールのうる: 巻二十九 (うるたやBOOKS)
東寺 真生
うるたや

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