あぶり餅を食べた飼主、今回は向かいのかざりやにやってまいりました。
門前によくある本家と元祖の並びなのですが、こちらではもう何百年も軒を向かいあわせて
いるので、協調関係が洗練されています。
かざりやの座敷。
かざりやは400年、一和は1000年近く以前からやってます。
千年前からやってる茶店ってなんだかものすごい。
こちらはかざりや。
奥の掛軸には「花」の様々な書体を百ばかり並べた春らしい軸がかけてあります。
かざりやのあぶり餅。
常に客が出入りしていて、満席でした。
立ちより客の漏れて聞こえる話では、食べてから参拝する方もいるようで。
客層も子供から年配の方まで、かなり広く、愛されていることがよく分かります。
味なのですが、きなこをかけて焼いてあるのでたいへん香ばしい。
白みその風味と自然な甘さがよく引き出されています。
通うとおそらくこちらの味の方が好きになりそうですが、飼主は一和の方が好みかな。
座敷から見えるかざりやの庭。
奥は建て増ししてあって、テーブルで食べられる席もあるようです。
さらに裏に出ますと
なんと、あぶり餅の竹串が干してある。
エコです。
細くて特有の串なので、おそらく自家製手作り。
使い捨てたりしないで、丁寧に洗って干してあります。
一人前十五本ですから、餅を洗って串を干す手間を考えると、たいへんなものです
【食べ比べて分かる歴史の味】
このブログは上のランキングに参加しています
コメント一覧
飼主
まりま~
最新の画像もっと見る
最近の「取材報告」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事