新酒の季節となりましたので、いつもの店に寄ってみました。

いつまでも、このままでいて欲しい。
ところで、この日の新酒のおすすめですが

奈良の「風の森」
10年ほど前から予感されていた生酒ブームに見事適応した、実力ある酒蔵。
ひとつのブランドの中にも、いくつもラベルがあります。
ここでは
いつも見たことの無いラベルを頂けるのですが、この日も
鮮やかで風味のそよぐ、とっておきのものをいただきました。

飲み物はすべて最上だし、料理も旨いから困る。

野菜中心のおばんざい盛り合わせです。
こちらに使われている野菜の種類も、そして調理の方法も、常に感動する
ものがどこかにあって、楽しみが続きます。今回も、聞いたことの無い野菜
が入ってました。

そしてこちら。
実は通い出した去年の冬には、この南瓜のグラタンはメニューから落ちて
おりました。秋の一時期のみ、提供されるようです。しかも、看板メニューだったり
するので、必ず食べておきたかった一皿。その味は、ご想像とおりです。

随分満足して、とある場所に立つと、京唐紙の衝立が。
雲母の入った伝統の摺紙で、一度は伝統が途絶したらしいのですが、
技術が完全に失われる前に復活。版木がなんとか残っていたみたいですね。
唐紙、今は非常に高価なのです。こちらは復活する以前の物。
御覧のように、あまり劣化しないようです。

翌日、商店街を歩いておりますと、18歳の電気屋さんの看板猫が。

ふーちゃん、こんにちは。
名はふーちゃんというのです。教えてもらいました。
しかし、電気屋さんは、この日から一つ離れた通りへと越してしまうので
今までのように頻繁には会えなくなります。
でも、必ず会いに行くよ。
![]() | 暮日 (うるたやBOOKS) |
東寺 真生,明鹿 人丸 | |
うるたや |

