川口はいいところよ・・  ようこそ新潟へ

新潟県中越地震震源地から今年で早や12年。そげ落ちた信濃川の河岸段丘の表土も自然の力で草木が戻りました。

よみがえりました(^^)

2009-12-12 16:03:24 | 川口はいいところよ
私は小学5・6年生のころから

母の足踏みミシンを借りて

時間があるときに布袋や小物を

フリルをつけたりハト目で飾ったりしながら

いつも作っていました。



東京で仕事を始めてまもなく

母から

「ミシンいる?」

と連絡がありました。

もちろん即答です&emojiface_glad;



なんでも、ミシン積み立てをしていて

満期になったので何かに交換しなければならなくなり



まもなく当時私が住んでいた社員寮に

ミシンメーカーさんが持ってきて下さいました。



それから30年余り・・

ずーっと私のそばにいたのですが

5年前の地震の時に壊れたようです。

母からもらったミシンなので

すぐに捨てる気にもなれず

30年以上もたっているので修理もできないとあきらめていました。



夏のころ

勤務校でミシンを使う機会がありました。



途中でミシン糸が無くなり

そんな話を職員室でしていたら

一人の先生が

私の実家はミシン屋です・・とおっしゃいました。





なんやかんやで

新しいミシンを

その先生の実家から購入することになりました。



ついでに母からのミシンを修理してもらえないかと話したところ

見ていただくことになり



お店にいくと

大小さまざまな収納ボックスが並んでいて

その一つひとつの箱の中はミシンの部品が入っていて



温厚そうなお父さんとしっかり者のお母さんが

笑顔で出迎えて下さり

儲けなしの値段で新しいミシンを売っていただきました(^^)



そして壊れたミシンを

さっそく調べてくださるとのことでした。



そして、今日・・

修理完了のミシンを受け取りに行ってきました。



お店で触らせていただいたら

以前のカタカタ・・・と軽い音を出しながら

布の上を一本の線が走りました。

久しぶりに快音です。



お父さんのお話ですと

30年以上も前のミシンですが

外国ではまだ人気のミシンだそうです。

楽しげにミシン話をしてくださいました。

今はネットでもミシンが買えますが

修理となると・・・

他所では聞いてももらえないでしょう



捨てないでよかった・・(^^)

またしばらくわたしとともに母のミシンがいてくれます。



っで、この新しく買ったミシンは

娘①か娘②どっちか早く結婚した方に

あげることにしました。

さて、そんな日がいつ来るやら・・