手作りハガキ職人セットを使用した「紙ひもハガキ」の作成工程を、ざっとアップしておきます。
あんまり特別なことはしていないので、かなり省略しますが…。
「ここもっと詳しく聞きたい」などあればコメント下さい。
■用意するもの
・ミキサー
・紙ひも 一掴み(煮て、乾燥後、ミルにかけたもの)
・水 200ml
・古新聞
・スプーン(均一に広げる際に使用)
■紙ひもミキシング
水200ml、紙ひもをミキサーに投入。
手作りハガキ職人のトレイ(オレンジ)に入る水量が200mlなだけで、特に根拠はありません。
手で少し撹拌すると直ぐ水になじみます。
15~20秒程度ミキサーにかけると写真のようにいい感じになります。
水に対して紙ひもの量が多いとダマダマになります。紙ひもの繊維が均一に広がらない場合は水を足してみてください。
■広げてつぶして
手作りハガキ職人セットに板(穴付き)と網(かなり目が細かい)をセットし、ドロドロの紙ひもを流し込みます。
和紙の「紙をすく」とは異なり上から注ぐだけなので、均一に繊維が広がりません。スプーンなどでチョコチョコ調整して隙間無く、厚みが均一になるよう調整します。(写真は調整後)
仮に失敗しても、もう一度ミキサーに戻せばやり直し可能。
で、もう一枚の網をのせた後、フタをしてギューっと水分を絞ります。この段階で圧力をしっかりかけると紙の強度(張力に対する耐久力)が強くなるので「これでもか!」っていうぐらいグイグイ押したほうが良いです。(壊れない程度に…)
■乾かして完成
あとは新聞の上に取り出し、余計な水分をさらに取ります。たまに場所変えたり裏返したりして。
晴れた日の屋外であれば2~3時間で乾燥します。
屋内であれば、翌日には完全に乾いている感じだとおもいます。
乾燥したら、最後に網を外せば完成!
「箱入りメロンの緩衝材」っぽい質感といえば伝わるでしょうか…。
今年の年賀状はコレで出そう、と妻に提案しましたが「プリンタに入れたら壊れるでしょ!」と一蹴されました。
光に透かしてみるとムラがやはり目立つ。いまいちだけど、かなり楽しめました~。( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ