どんより曇った日。16℃。子供が外で叫ぶ声が聞こえてきた。外の非常階段をどか、どか、音を立てて降りていくことから始まった。マイクで子供の叫び声を聞かすのをやめたと思ったら、突然、女子と男子が現れ、わけの分からない会話をして、非常階段をどか、どか、音を立てて降りて行った。
階段を降りて行ったきり、この子達は家には戻ってこない。自分の家ではないから。一階まで降りて行く子と途中の階で廊下に移り走って行く子、音と気配を消し、何処へ行ったか分からなくする子。バラバラになるのは、イタズラをしていると確信しているからで捕まらないようにしているのであろう。
他人の家に隠れている「ウチ」の子供はいつ戻ってくるのか?
マイクを使って芝居。廊下のある窓の外に小学生ぐらいの女子がいるようにマイクで見せかけた。声は聞こえるが廊下にはいない。 テレビを見ていると、突然、女子が、日本語なのかもわからない言葉で叫ぶと、おばちゃんが、部屋にいる小生を威圧するつもりで低い声で訳分からない言葉を言ってきた。
おばちゃんの声もマイク。アジトに隠れて、マイクで声だけでの芝居。小生が家にいる時によく使う手。
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