苦悩の秀忠に、泣いてしまう。

大河ドラマ「江」ですが。
あのしょーもない脚本の中で、よくやってると思う。
とにかく秀忠は３０になったけど青すぎで、武将としての覚悟もイマイチな人物像。でも、二代将軍を継がないわけにはいかない。自分なりに、一生懸命やろうと頑張るんだけど、すべてが空回り。結局大御所家康の鮮やかな戦ぶりを見せつけられ、１０才も年下の秀頼の覚悟を見せつけられ、幸村にも鼻であしらわれて失意のうちに江戸城へ帰ってくる。

あまりに惨めすぎて泣けてきました。

大阪城内に潜入中の秀忠の演技は、なかなかによかったと思います。へたれっぷりが名演でした。真田と対峙したときの刀に手をかけるシーンとか。

でも、江戸に帰ってきた時の、無精髭の演出は・・・どうなんでしょう？
なんだかなーーー。
でもこの後口ひげはずっと残すのね。

向井くんが頑張ってるので、色々思うところはありますが、最後まで見届ける所存です。一流の俳優さんたちと一緒に作品に携わる経験は、ぜったい向井くんの糧になってると思う。それはありがたいことだと思います。

ちなみに江の公式サイトでは美ゴコロコーナーが更新。熱海の温泉シーンの特集を今頃やってます。オンデマンドの視聴率を上げようって魂胆？
こういうどうでもいいシーンにお金かけるより、まともな脚本家を雇えばよいのに。

あー、向井くんが帰ってこない寂しさから、つい毒を吐いてしまった・・・。