3/15午後、無事退院に漕ぎ着きました。
週末は膀胱炎に悩まされ、夜中3時間トイレに閉じこもって苦悩。
どうにか残尿感を解消出来ないものか、と四苦八苦していたら、奥の方から生温かい尿を絞り出すことに成功。
それが功を奏し、長かった排尿障害とオサラバすることが出来たわけです。
辛かった
本当に辛かった
抗生物質
尿を出やすくするお薬
看護師さんの導尿
とにかくあらゆる手をもってして、ハードルをクリアしました。
私は元々堪え性の無い人間です。
でも体がんを患ってからは、必死で頑張ってきたつもりでした。
それでも、この排尿障害だけは我慢出来なかった。
朝から夜中まで、頭の中はおしっこの事だらけ。
定期的な採尿に痛みと不快感を感じ、人間の尊厳を無視するかのような格好をさせられ、もう苦しくて仕方なかったです。
若くて優しい先生が「大丈夫!絶対に良くなるから」と太鼓判を押してくれても、不安と恐怖がつきまといました。
どうにかしてクリアしてやる!
夜中のトイレで奥歯を噛み締め、何度も泣きながら決意したものです。
それでも蝕まれていく精神に、打つ手は無いような気がしていました。
週末の面会では必ず主人に泣きつきましたし、看護師さんたちには早く帰りたいを連呼。
一人になってからの夜は孤独で吐きそうになり、主人と何時間も電話して過ごしました。
頭はとっくにおかしくなってる。
でも、これを乗り越えないと家には帰れない。
ギリギリのところで、何とか、何とか、光に手が届いたのです。
残尿が理想的な数値50mlを切ったとき、看護師さんの喜びようは半端なかった。
私よりずっと喜んでくれました。
本当にいい人達です。
それが2回続いた翌朝、主治医先生は「退院していいよ。今日でもいいし。」と仰ってくれたのです。
幸せと戸惑いに包まれましたが、即、Twitterにその喜びを書き込みました。
もう、全世界に告げたいくらいの歓喜。
ありがとう!!!
その後、退院前診察があり、膣の中のエコーやら何やらをしました。
傷口を押さえる先生の容赦ない力に呻きましたが、退院するためには我慢。
終了時、迷った挙げ句、握手を求め、何とか応えてもらいました(笑)
そして多忙な主人を午後から呼び出し、無事帰れた時。
久々の家の香りに肩の力が抜けました。
居心地の良い部屋
そして馴染んだベッド
その日の夜はとにかく良く眠れました。
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