私がストレスに弱い人間であることは、散々語ってきたので省略する。
昨夜は悪夢を見た。
消灯時間である9時〜1時までは比較的ぐっすり眠っていたのだが、一旦導尿作業に起こされ、次に眠った時、嫌な夢を見た。
詳細は省くが、とにかく目の前から主人が忽然と消える夢。
どれほど声を張り上げても、主人の姿は見当たらない。
大昔に住んでた家での出来事で、懐かしさなんてどうでもよくて、一生懸命駆けずり回り探していた。
まるで闇だった。
どうしようもない絶望を感じた時、ようやく目は覚める。
寝汗というよりは水を被せたような状態の私。
ただの夢だったことに安堵し、声を押し殺し泣き始めた。
入院してからこっち、寝汗はほぼ毎日かいている。
普段はちっともかかないくせに。
恐らくはストレス。
いつまで経っても神経が昂ぶっているせいだ。
その後もなかなか眠れず、ようやくウトウトし始めた時、時計の針は五時を指していた。
以前よりマシだと思うが、身体の疲れはそう簡単には抜けない。
ただ回復を焦ってもろくなことにはならない為、いまはじっくり、ここに居るほかないのだ。
そして現時点の一番のストレスは、「排尿障害」にある。
膀胱近くの神経をカットしてるため、どうしても普通の尿意感覚が戻ってこない。
朝昼晩、夜中。
膀胱に溜まっている尿を取り出し計測。
自尿と膀胱に残る量を見てお医者様が退院を判断するらしい。
「時間はかかりますよ」
と最初に教えてくれていたが、本当にかかりそうで怖い。
こればかりはどうしたら良くなるといった解決方法がないため、不安が募るのだ。
コントロール出来ない尿意。
本日、若き先生が「必ず治りますよ」と仰ってくれたので頑張れる。
術後10日が経つが、退院の目処は未だ見えない。
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