手術してから二十日が経った。
普通ならとっくに退院しているはず。
しかし残念なことに、私には排尿障害が残っていて、これが改善しない限り、退院の二文字は先生の口から出てこない。
毎朝、回診のとき「だいぶよくなってきてる」との声を聞くのだが、目標とする「膀胱残尿100ml以下」が達成できていないので、退院はお預け。
当然、心はしょぼくれる。
回ってくる看護師さんに泣き言を言い、発散するものの(←迷惑)、全ては先生の采配次第なので、結局は大人しく入院しているほかないのだ。
当初、一日5回と決められた採尿も今は4回に減った。
採尿時間も緩和され、深夜ど真ん中はなくなっている。←睡眠のため
色々考えた末、すこしでも私の気持ちが落ち着くよう改善してくれたのだ。
優しいスタッフの皆さんには感謝しかない。
しかし、だ。
入院生活もここまで続くと、やはりストレスが溜まる。
お向かいさんは恐らく今週末に退院していかれるし、そうなると私は一人ぼっち。
先の見えない入院生活を、孤独を背負いながら頑張らなくてはならない。
まあそれについては今日一日よく考えて、長期戦を覚悟したんだけど、だからといって楽しいわけでもないから、テンションは低めだ。
たかがおしっこ
されどおしっこ
振り回されて初めて分かる、正しい排尿の在り方。
ただ私の膀胱は、2週間以上の採尿により、少々バカになってしまっている。
尿意があるのは嬉しいのだが、排尿したあとも暫く続くのだ。
痛みがおこる時もある。
なんとも言えない不快感。
それでも
頑張るしかない
頑張るしかない
ここまで来たんだから、最後の一息。
もう少し踏ん張ろう。
ほんと、ノイローゼになってる暇もない。
まあなったとしてもここは病院だから、心療内科にかかることも可能だ。
心穏やかに....
いま一番難しい課題を引っさげて。
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