─────子宮がん検診にいこう!
このスローガンを私は四年間無視続けてきたが故、今回こんな事態に陥ってしまった。
子宮頸がんの検査はほぼ無痛。←個人差あります
しかし体がんはやはり痛みが伴う。
人によっては貧血で倒れるらしい。
私も充分痛みを感じたが、それは後々薬で緩和出来るわけで、今となっては何故、尻込みしていたか分からない。
四年か。
元々子宮の内膜が厚いと言われ、ある程度したら剥がす措置をした方がいいかもしれないね、と先生には打診されていた。
生理不順というものが、どれほど体に害をもたらすのか知らなかったはずはないのに。
ガンがこんなにも早く発生するだなんて、その時の自分は思ってもなかったんだろう。
可哀想な私の子宮は病の温床となり果て、遂に取り除かれてしまう。
きっともっと前から、何とかしてくれと悲鳴をあげてたんだ。
ロキソニンを飲まなくてはやっていられないほどの生理痛や、大量の出血。
重い人用のナプキンはいつも必ずストックしていた。
まったくもって、自分はアホとしか言いようがない。
甲状腺炎のせいか、思考がどんどんマイナスになり、本当の意味での気力が湧いてこないのだが、果たして手術までに持ち直す事が出来るのか。
健康に気を使いながらの食事だけでは、不安は拭えない。
頭の片隅にある【死】を常に意識し、生きていくのはかなり辛いものだ。
とはいえ今はコロナという脅威が蔓延っている。
決して油断できないウイルス。
皆さんもきっと同じ不安を抱え、生きているんだ。
私だけじゃない。
そんな慰めにもならないことを思い、悶々とした朝を迎えた。
入院、ほんっとヤだなぁ。
面会ゼロとかきついよ。
今、心の支えはSNSの人たち。
頑張ろう
頑張ろう
痛みも不安も共有出来るから。
何度も同じように泣いたはずだから。
だから恐怖へと立ち向かえるはずだ。
背中を後押ししてくれる人も多くいる。
大丈夫だ。
ガン封じの御守りもある。
主人のサポートもある。
大丈夫。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます