1992年の宝塚歌劇月組公演「PUCK(パック)」は、
私のお気に入りのひとつです。
☆ ☆ ☆
主なキャスト(配役)
涼風真世 パック (PUCK)
麻乃佳世 ハーミア
天海祐希 ボビー
久世星佳 ダニー
汐風 幸 ヘレン
(彩輝 直)
若央りさ ラリー
真織由季 オベロン
羽根知里 タイテーニア
汝鳥 伶 エドワード
☆ ☆ ☆
『この公演(PUCK)の評判が大変よく、その事が、
涼風真世さんの宝塚退団の引き金となった。』
という内容を宝塚歌劇関係の本で読んで、
その時はまだこの「PUCK」を見ていなかったのです。
その後、テレビで、見て、すっごく「なっとく!」でした。
それぞれキャスト(配役)のイメージがピッタリと当てはまり、
素晴らしい作品です。
それぞれの登場人物と、配役さんが、ぴったし。
もともと、妖精・フェアリーのような、涼風真世さんのPUCK(パック)。
可憐な少女、麻乃佳世さんのハーミア。
ちょっとニヒルな、久世星佳さんのダニー。
一本気で、やんちゃな感じの、天海祐希さんのボビー。
ユーミン(松任谷由実)が音楽(ミッドサマー・イブ)を担当していて、
その曲が素敵です。
このような素晴らしい作品は、そうそうあるものではないですね。
この1992年月組「PUCK(パック)」にしても、
宝塚歌劇の作品の中には、再演がちょっと厳しい・・・というものはありますね。
役者さんと役柄があまりにもぴったりしています。
私の中では、それは、1992年月組の「PUCK(パック)」や、
宝塚星組2003年の「王家に捧ぐ歌」です。
この「王家に捧ぐ歌」についての記事も書きたいとは思っています。
話は戻って、1992年月組「PUCK(パック」ですが、
シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の翻案という事で、
原作(もちろん翻訳もの)を文庫本を買ってきて、読みました。
まともに、文学作品を読んだのは、何十年ぶり!という感じでした。
短編集なので、その部分だけしか読んでいません。
原作は、この宝塚歌劇「PUCK」とは、ちょっと違う部分もありますが、
大まかには同じストーリーです。
以前は「真夏の夜の夢」と題されていましたが、
今は「夏の夜の夢」と訳されるようです。
ちなみに、「ミッドサマー」は夏至の事で、
「ミッドサマーナイト・ドリーム」
「夏至の夜の夢」で、真夏ではないから、
「夏の夜の夢」となったのでしょうね。
「ミッドサマー・イブ」は夏至の前夜という意味ですね。
2014年月組公演の動画です。
記事作成 2013/08/27
更新 2014/01/12
2014/08/21
2014/10/24