●どんの使い方 昔の奉公人などの呼び名
●御三どん(おさんどん)
◆おさんどん
女中。めしたき女。
「―をする」(台所仕事をする意にも)
◆おさんどん - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/おさんどん
御三どん(おさんどん)とは、台所などで働く下女、または台所仕事のこと。
語源
諸説あるが、一般的には江戸時代、三とは「三女」の意を指し、女性に使われることの多い名だった。そこから、接頭辞の「御」と人を呼ぶ際に使われる接尾辞の「どん」がくっつき、御三どんと呼ばれるようになった。「どん」とは上方で殿と呼ばれていたものが音変化したものである。 また、古くは、大奥の奥にある下女のいる「御三の間」にちなんでいるという説、かまどを意味する「御爨(おさん)」にかけたことばだとする説などがある。
類義語
おさん、飯炊き女、女中
◆おさん‐どん【▽御三どん】
《「どん」は接尾語》「御三(おさん)」に同じ。
◆おさんどん 京ことば
京ことば
おさんどん
意味
炊事をする下働きの人
◆下婢 隠語大辞典
読み方:おさんどん
飯たき女、炊爨婦。
分類 東京
◆おさんどん【御三どん、御爨どん】
1.台所で働く下女。
・そういって女中を――台所働きの女中をおさんどんと呼ぶころだった。
(長谷川時雨 『木魚の顔』)
2.台所仕事。
類義語
おさん
◆ お‐さん【▽御三/▽御×爨】 の解説
1 台所で働く下女の通称。おさんどん。
「台所にては―が器物洗う音ばかりして」〈露伴・五重塔〉
2 台所仕事。おさんどん。
「―もする、お針もする」〈蘆花・思出の記〉
[補説]貴族の屋敷の奥向き「御三の間」の略から、
また、かまどをいう「御爨」に掛けたしゃれから、などの説がある。
●御三どん(おさんどん)
◆おさんどん
女中。めしたき女。
「―をする」(台所仕事をする意にも)
◆おさんどん - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/おさんどん
御三どん(おさんどん)とは、台所などで働く下女、または台所仕事のこと。
語源
諸説あるが、一般的には江戸時代、三とは「三女」の意を指し、女性に使われることの多い名だった。そこから、接頭辞の「御」と人を呼ぶ際に使われる接尾辞の「どん」がくっつき、御三どんと呼ばれるようになった。「どん」とは上方で殿と呼ばれていたものが音変化したものである。 また、古くは、大奥の奥にある下女のいる「御三の間」にちなんでいるという説、かまどを意味する「御爨(おさん)」にかけたことばだとする説などがある。
類義語
おさん、飯炊き女、女中
◆おさん‐どん【▽御三どん】
《「どん」は接尾語》「御三(おさん)」に同じ。
◆おさんどん 京ことば
京ことば
おさんどん
意味
炊事をする下働きの人
◆下婢 隠語大辞典
読み方:おさんどん
飯たき女、炊爨婦。
分類 東京
◆おさんどん【御三どん、御爨どん】
1.台所で働く下女。
・そういって女中を――台所働きの女中をおさんどんと呼ぶころだった。
(長谷川時雨 『木魚の顔』)
2.台所仕事。
類義語
おさん
◆ お‐さん【▽御三/▽御×爨】 の解説
1 台所で働く下女の通称。おさんどん。
「台所にては―が器物洗う音ばかりして」〈露伴・五重塔〉
2 台所仕事。おさんどん。
「―もする、お針もする」〈蘆花・思出の記〉
[補説]貴族の屋敷の奥向き「御三の間」の略から、
また、かまどをいう「御爨」に掛けたしゃれから、などの説がある。
◆御三・御爨【おさん】の意味と例文(使い方):日本語表現インフォ
https://hyogen.info/word/3462503
御三・御爨【おさん】とは
1.台所働きの女中。飯炊き女。御三どん・御爨どん(おさんどん)。
2.台所仕事。御三どん・御爨どん(おさんどん)。
名前は、貴族の屋敷で奥女中が詰める「三の間」からという説が有力だが、「爨」は訓読みで「かまど」「かし(ぐ)(=飯を炊く)」と読め、これが語源とする説もある。
◆日本大百科全書(ニッポニカ)「おさんどん」の解説
おさんどん
台所仕事、あるいは台所仕事をする下女をいう。語源には諸説あって定めにくいが、江戸時代、町家の台所仕事をする下女に「お三」とよばれる者が多く、名前の下に添える丁寧語「どん」をつけて、「お三どん」と呼び習わされていたことから、転じて台所仕事をいうとするのが通説である。また「お三」については、大奥の居間「御三の間」の略とも、かまどをいう「御爨(おさん)」の洒落(しゃれ)とも、下司(げす)の老女の意「長女(おさめ)」の転訛(てんか)ともいわれる。
[棚橋正博]
◆丁稚 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/丁稚
丁稚(でっち)とは、商家に年季奉公する幼少の者を指す言葉。丁稚として働く (奉公する) ことを丁稚奉公といった。職人のもとでは徒弟、弟子、子弟とも呼ばれる。江戸時代に特に多かった。明治時代以後はいわゆる近代的な商業使用人となっていく。
現代でも一般社員(ヒラ社員)が自嘲的に「まだ丁稚です」と比喩的に使う事もある。上方ことばの丁稚に対して江戸言葉では「小僧」である。
丁稚奉公の者は、店が当日の営業を終えたからといって終わりではなく、夕刻閉店した後には番頭や手代らから商人として必須条件である読み書きやそろばんを教わった。 他店や客からは「小僧さん」(江戸ことば)、「丁稚どん」「坊主」などと呼ばれる。
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