◆草木灰(そうもくばい)
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E8%8D%89%E6%9C%A8%E7%81%B0
草木灰(そうもくばい)とは、草や木を燃焼させた後の灰である。カリウム(草木灰には炭酸カリウムが多く含まれる。)と石灰分を含む肥料になる。水溶性のカリウムが多く即効性がある。
肥料成分は灰にした植物により異なり、木灰ではカリウム7%、石灰分20%程度、ワラ灰ではカリ6%、石灰分2%程度である。落葉、枯草、ワラなどを燃焼させれば自給できるが市販品もある。
強いアルカリ性なので使い過ぎによる土壌のアルカリ化に注意を要する。また、硫安、過リン酸石灰など草木灰と混用できない肥料もあるので、混用する前に各肥料のラベルや説明を確認すべきである。
日本では鎌倉時代より使用されている。
◆灰汁
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E7%81%B0%E6%B1%81
灰汁(あく)とは、原義では草木灰(藁灰や木灰)を水に浸して上澄みをすくった液のこと(#灰汁)。この灰汁を使って食品自体がもつ強くてクセのある味を処理したことから、そのような嫌な味やクセそのものも「あく」と呼ぶようになった(#食品のアク)。本項目でともに解説する。
◆灰汁
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E7%81%B0%E6%B1%81#.E7.81.B0.E6.B1.81
灰汁(英語:Lye)は藁灰や木灰を水に浸した上で上澄みをすくった液である[1]。炭酸カリウムが主成分であるためアルカリ性で、石鹸の原料、洗剤、漂白剤、また食品のアク抜き(後述)などとして用いる。英語のLyeは、水酸化ナトリウムを指すこともある。
◆食品のアク
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E7%81%B0%E6%B1%81#.E9.A3.9F.E5.93.81.E3.81.AE.E3.82.A2.E3.82.AF
食品のアク(英語:scum、ドイツ語:Abschaum)は食物に含まれる旨味成分の総称である。アクの成分には無機質のものと有機物のものとがあり、このうち無機質のものとしてはカリウム、マグネシウム、カルシウムなどがある。また有機物のものとしてはシュウ酸、ポリフェノール、配糖体、サポニンなどがある。
◆あくまき
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E3%81%82%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%81%8D
あくまき(灰汁巻き)とは、鹿児島県、宮崎県、熊本県人吉・球磨地方など南九州で主に端午の節句に作られる季節の和菓子である。もち米を灰汁(あく)で炊くことで独特の風味と食感を持つ。
◆端午(たんご)
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E7%AB%AF%E5%8D%88%E3%81%AE%E7%AF%80%E5%8F%A5
端午(たんご)は五節句の一つ。端午の節句、菖蒲の節句とも呼ばれる。日本では端午の節句に男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があり、現在ではグレゴリオ暦(新暦)の5月5日に行われ、国民の祝日「こどもの日」になっている。少ないながら旧暦や月遅れの6月5日に行う地域もある。尚、中国語圏では現在も旧暦5月5日に行うことが一般的である。
◆端午(たんご)の節句
・4k ♫こいのぼり♫せいくらべ 五月のこどものうた。歌詞付き
121,089 回視聴
•2018/05/05
https://youtu.be/8AEAJkr8eK4
ミカエル小栗
チャンネル登録者数 3510人
童謡のカラオケ 鯉のぼり 背くらべです。4kビデオです。背景は兵庫県 県立フラワーセンターの鯉のぼりと、神戸市 横尾にある公園です。
・こいのぼり (3曲)
400,374 回視聴
•2014/04/01
https://youtu.be/f-TkSSs0hZs
KAZEKOZOU69
チャンネル登録者数 1.35万人
懐かしい唄です
・端午の節句、菖蒲綱引き(兵庫県・新温泉町久谷)
https://youtu.be/brfc4oLTY_Q?list=PLD121F0E5383CF6B1
暦を生活に取り入れて季節の節目を節供(せっく)としていた。
古くは節日(せちにち)とも言った。
その日を境に春が来たりすると季節の変わり目を楽しんでいたのではないかな。
これを神聖な行事として今に語り継がれているモノだと思う。
縄文の昔から自然を大事にしその動きを生活の一部としていたのが暦だと思う。
昔は世界中で太陽信仰が有ったのでそれにつながつて居る。
争いが増えるに従い忘れ去ったり蔑ろにする国が大多数を占めているのでは無かろうか。
日本もその方向に大部分が向かつて居るのは確かである。
それでも正月から始まり七草や節分(せつぶん、または、せちぶん)や桃の節句(雛祭り)や七夕(しちせき/たなばた)や重陽(ちょうよう)(菊の節句)などが行われる。
これに各地のまつりや最近ではバレンタインデー ハロウイーン クリスマス など外国から入ってきたモノも含めて年中 何らかも行事がどこかで行われているのは確か。
あと幾つか新興宗教団体などでも行われる祭事はあるだろうし最近では何とか記念日などと称して催し物をしたりする。
今では年がら年中 そう言うモノで溢れかえっているのではないかな。
表題のモノはこの年になっても男の子だからヤハリ待ち遠しい。
◆節句(せっく)
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E7%AF%80%E5%8F%A5
日本の暦の一つであり(「暦」も参照)、伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日。日本の文化・風習。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも。
概要
この日には、日本の宮廷において節会と呼ばれる宴会が開かれた。年間にわたり様々な節句が存在しており、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めた。新暦では3月3日・5月5日・7月7日は同じ曜日となる。
◆ 五節句
人日(じんじつ)
1月7日、七草
上巳(じょうし/じょうみ)
3月3日、桃の節句、雛祭り
端午(たんご)
5月5日、菖蒲の節句
七夕(しちせき/たなばた)
7月7日、たなばた、星祭り、竹・笹
重陽(ちょうよう)
9月9日、菊の節句
◆ ことわざ
六日の菖蒲、十日の菊(むいかのあやめ、とおかのきく)
当日までは価値があるが、その日を過ぎると一気に価値がなくなる意味。
転じて、時機を逸して価値のなくなった状態を指す。
例えば、クリスマスのケーキや飾り付けが12月25日を過ぎると
投げ売りされる事と同様の意味合いである。
端午(たんご)は節句の一つで、現在は5月5日である。
五節句の一つであり、端午の節句とも呼ばれる。
そもそもは旧暦5月5日に祝われたが、今日の日本ではグレゴリオ暦(新暦)の5月5日に行われ、旧暦や月遅れの6月5日に少ないながら一部地域では行なわれている。
日本では端午の節句に男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があり、国民の祝日「こどもの日」になっている。
尚、中国語圏では現在も旧暦5月5日に行うことが一般的である。菖蒲の節句ともいう。
◆端午の意味
旧暦では午の月は5月にあたり(十二支を参照のこと)、この午の月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、のちに5が重なるこの月の5日が端午の節句の日になったという。
「端」は物のはし、つまり「始り」という意味で、元々「端午」は月の始めの午の日のことだった。
後に、「午」は「五」に通じることから毎月5日となり、その中でも数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったともいう。
同じように、奇数の月番号と日番号が重なる3月3日、7月7日、9月9日も節句になっている(節句の項目を参照のこと)
◆ 風習とその由来
こいのぼり
江戸時代の節句の様子。左からこいのぼり、紋をあしらった幟(七宝と丁字)、鍾馗を描いた旗、吹流し。『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より、1867年出版
五月人形の段飾り(昭和初期)
兜の飾りものこの日を端午とする風習は、紀元前3世紀の中国、楚で始まったとされる。
楚の国王の側近であった屈原は人望を集めた政治家であったが失脚し失意のうちに汨羅江に身を投げることとなる、それを知った楚の国民たちはちまきを川に投げ込み魚達が屈原の遺体を食べるのを制したのが始まりと言われている。
しかし後漢末の応劭による『風俗通義』では端午と夏至にちまき(古代には角黍と称した)を食べる習慣が記録されているが屈原との関係には一切言及されておらず、また南朝梁の宗・による『荊楚歳時記』には荊楚地方では夏至にちまきを食べるという記録が残されるのみであり、ちまきと屈原の故事は端午とは元来無関係であったと考えられる。
この他に夏殷周代の暦法で夏至であったという説、呉越民族の竜図騰崇拝に由来するという説、5月を「悪月」、5日を「悪日」とし、夏季の疾病予防に菖蒲を用いたという説も存在する。
中国での端午の記録は晋の周処による『風土記』に記録される「仲夏端午 烹鶩角麦黍」である、また『荊楚歳時記』には「五月五日… 四民並蹋百草之戯 採艾以為人 懸門戸上 以禳毒気 …是日競渡採雑薬 以五彩絲係臂 名曰辟兵 令人不病瘟 又有条達等組織雑物以相贈遺 取鴝鵒教之語」と記録があり、端午当日は野に出て薬草を摘み、色鮮やかな絹糸を肩に巻き病を避け、邪気を払う作用があると考えられた蓬で作った人形を飾り、また菖蒲を門に書け邪気を追い払うと同時に竜船の競争などが行われていた。
これは現代日本においても菖蒲や蓬を軒に吊るし、菖蒲湯(菖蒲の束を浮かべた風呂)に入る風習が残っている。
日本においては、男性が戸外に出払い、女性だけが家の中に閉じこもって、田植えの前に穢れを祓い身を清める儀式を行う五月忌み(さつきいみ)という風習があり、これが中国から伝わった端午と結び付けられた。
すなわち、端午は元々女性の節句だった。
宮中では菖蒲を髪飾りにした人々が武徳殿に集い天皇から薬玉(くすだま:薬草を丸く固めて飾りを付けたもの)を賜った。かつての貴族社会では薬玉を作りお互いに贈りあう習慣もあった。
宮中の行事については奈良時代に既にその記述が見られる。
鎌倉時代ごろから「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣を形を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになった。鎧、兜、刀、武者人形や金太郎・武蔵坊弁慶を模した五月人形などを室内の飾り段に飾り、庭前にこいのぼりを立てるのが、典型的な祝い方である。鎧兜には男子の身体を守るという意味合いが込められている。
こいのぼりをたてる風習は中国の故事にちなんでおり、男子の立身出世を祈願している(こいのぼりの項)。
典型的なこいのぼりは、5色の吹き流しと3匹(あるいはそれ以上の)こいのぼりからなる。吹き流しの5色は五行説に由来する。
端午の日にはちまきや柏餅(かしわもち)を食べる風習もある。
ちまきを食べるのは、中国戦国時代の楚の詩人屈原の命日である5月5日に彼を慕う人々が彼が身を投げた汨羅江(べきらこう)にちまきを投げ入れて供養したこと、また、屈原の亡骸を魚が食らわないよう魚のえさとしたものがちまきの由来とされる。
柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていった。
中国語圏では、現在も屈原を助けるために船を出した故事にちなみ、龍船節として手漕舟(龍船あるいはドラゴンボート)の競漕が行われる。
ヨモギ(蓬、中国語: 艾(アイ)または艾蒿(アイハオ))の束を魔よけとして戸口に飾る風習も、広く行なわれている。
なお、男の赤ん坊をもつ家庭にとっては初節句となるため、親族総出で祝われることも多い。
5月5日が祝日であり、さらに前後に祝日を伴う大型連休期間中にあるため、雛祭り以上に親族総出で祝われる。
◆江戸の歳時記|5月 端午の節句 | Noren
https://00m.in/YwSLb
江戸の歳時記|5月 端午の節句
・端午の節句の始まり
端午(たんご)というのは、5月の端(はじめ)の午(うま)の日、のことです。
端午の節句は3月の上巳の節句(雛祭りのこと)と同じく中国から伝わった風習で、古代中国では5月を最も忌むべき悪月と考えていたため、凶事を払う行事が行われていたのが日本に渡ったものです。
奈良・平安時代の端午の節句は、さまざまな文献に登場します。清少納言の『枕草子』には「節(せち)は五月にしく月はなし。菖蒲(しょうぶ)、蓬(よもぎ)などのかをりあひたる、いみじうをかし」と記されています。
宮廷ではこの日、軒に菖蒲やよもぎを挿し、臣下の人々は菖蒲を冠に飾ったり、菖蒲の葉で作った薬玉(くすだま)を柱に下げたりしました。また、災いをもたらす悪鬼を退治する意味で、騎射(うまゆみ)、競馬(くらべうま)などの勇壮な催しも行われました。
一方、民間でも軒に菖蒲を挿し、子供たちが小弓を引いたり、印地(いんじ)と呼ばれた石を投げ合う遊びが行われました。この印地は江戸の初めまで続きましたが、危険なため禁止されて、後には菖蒲切りというチャンバラごっこ、さらに菖蒲打ちといって菖蒲の束で地面を叩き、音の大きさを競う遊びへと変化しました。
●端午や五月に関連した作品
■落語
●五月幟(ごがつのぼり)(落語散歩)
http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/gogatunobori.html
あらすじ
熊さん夫婦の男の子の初節句だが、熊さんは大酒飲みで祝い事をする金もない。
見かねた叔父さんが人形でも買って祝ってやれとかみさんにこっそりと金を渡した。
これを横目で見ていた熊さんが、「おれが人形を買って来る」と言い出す。
かみさんは金を渡した。
●橘家圓喬(四代目)菖蒲売の咄(しょうぶうりのはなし)
https://youtu.be/HAA5inkDaGY
1,181 回視聴
•2013/09/17
https://youtu.be/HAA5inkDaGY
落語ちゃんねる
チャンネル登録者数 3.39万人
落語ちゃんねるブログ(データベース)
http://rakugo-channel.tsuvasa.com/shobuuri-tachibanayaenkyo-4
●人形買い(にんぎょうかい)(落語散歩189)
http://sakamitisanpo.g.dgdg.jp/ninngyougai.html
あらすじ
長屋の月番の八つぁんと熊さん、神道者の赤ん坊が初節句の祝いにちまきを配ったので、
長屋中の24軒から100文づつ、2貫400集めて人形を買って祝うことにする。
人形を2貫300で買って、100文は二人の飲み代にする算段だ。
■能
■狂言
■随筆
●枕草子「節は五月に」の段で端午の節句をほめたたえている。
http://www.bb.banban.jp/s_3leaf-clover81/kobun.html#satuki
五月ばかりなどに山里にありく (枕草子 第二百二十三段)
■小説
●魯迅『端午の節季』1922年
2006/3/8
魯迅 「端午の節季」 本
(竹内好訳「魯迅文集1」p159-169)
P165「ふたりは黙々と昼飯を食った。そのあと、しばらく考え込んでいた亭主は、むつり顔でまた出ていった。」おいらも、どちらかというと飯、本当に食いたいもの食べる時は、一人で食べているから、多分、むっつりと食べているんだろうね。これを読んでいて思ったのは、小説に食べるシーンがあるのは、それが、二人が話すシーンになるからじゃないだろうか。特に家庭の場合、妻と夫が語り合うシーンとして、食事が使われるのではないか。それ以外のシーンだと、そもそも話さないように思う。
午前中スピ-チコンテスト、早上がりで、買い物して、料理作って(初めて駝鳥の卵を使った)酒飲んで、その後卓球がきいて、早々に轟沈してしまった。
■絵本
●アストリッド・リンドグレーン『やかましむらのこどもの日』偕成社 発表 1966
https://www.aga-search.com/writer/astrid_lindgren/noisy_village13.shtml
あらすじ(解説文) 初版 1983年
やかましむらには、いえが 三げん、
こどもは ぜんぶで 六にんと はんぶんいます。
小さい シャスティーンと
あそんであげる日を、みんなで
やかましむらの こどもの日 ときめました。
●常光徹『なぜ、おふろにしょうぶをいれるの? なぜ?どうして?たのしい行事(こどもの日)』童心社 2001年
https://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494076550
常光 徹 脚本・監修/伊藤 秀男 絵
今日は五月五日。
太郎が「どうして? おふろにショウブとヨモギをいれるの?」と、おばあちゃんにたずねました。
すると……。
第40回五山賞 絵画賞(2001年) 定価2,090円 (本体1,900円+税)
■楽曲
●背くらべ(唱歌。作詞:海野厚、作曲:中山晋平)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%8C%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%B9
歌詞
1.
柱の傷は おととしの
五月五日の 背くらべ
ちまきたべたべ 兄さんが
計ってくれた 背のたけ
昨日くらべりゃ 何(なん)のこと
やっと羽織の 紐(ひも)のたけ
2.
柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔出して
てんでに背伸び していても
雪の帽子を 脱いでさえ
一はやっぱり 富士の山
●鯉のぼり(唱歌。作詞者不詳、作曲:弘田龍太郎『こいのぼり』とは別の曲)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%82%8A
元来、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった、端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世と健康を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。皐幟(さつきのぼり)、鯉の吹き流し[1]とも言う。
●こいのぼり(唱歌。作詞:近藤宮子、作曲者不詳)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%BC%E3%82%8A
元来、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった、端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世と健康を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。皐幟(さつきのぼり)、鯉の吹き流し[1]とも言う。現在は、一般的にはグレゴリオ暦(新暦)5月5日に向けて飾られ、夏の季語として用いられる。飾られる季節も変わり、イメージは「晩春の晴天の日の青空にたなびくもの」となった。 但し地方により、端午の節句を祝う時期が違うので、旧暦の端午やひと月遅れのグレゴリオ暦(新暦)6月5日とする地方もある。
唱歌・童謡
こいのぼりは、いくつかの唱歌・童謡で歌われている。
1.作詞・東くめ、作曲・瀧廉太郎 『鯉のぼり』
2.作詞者不詳、作曲・弘田龍太郎 『鯉のぼり』1914年(大正3年)
3.作詞・近藤宮子、作曲者不詳 『こいのぼり』1931年(昭和6年)
特に、口語調の3番目のものと、文語調の2番目のものが有名である。
■川柳、狂歌
●江戸っ子は五月の鯉の吹き流し、口先ばかりで腹わたは無し
精選版 日本国語大辞典
江戸っ子は言葉づかいが荒っぽいが、気持はさっぱりしていて物事にこだわらないということ。また、江戸っ子は口先ばかりでほんとうの胆力にとぼしい意にもいう。
※落語・厩焼失(1890)〈初代三遊亭遊三〉「江戸ッ子は皐月(サツキ)の鯉の吹流し、口先ばかり腸(はらわた)はなし」
■ぜっく【絶句】
1.《名》漢詩の形式の一つ。起・承・転・結の四句から成る。一句五字の五言絶句と、七字の七言絶句とがある。
2.《名・ス自》途中で言葉に詰まること。また、役者がせりふを忘れてつかえること。
●杜甫「端午日賜衣」
宮衣亦有名、端午被恩栄。
(宮衣亦(きゅういま)た名有(なあ)り、端午(たんご)に恩栄(おんえい)を被(こうむ)る。)
細葛含風軟、香羅畳雪軽。
(細葛風(さいかつかぜ)を含(ふく)みて軟(やわ)らかに、香羅雪(こうらゆき)を畳(たた)みて軽(かる)し。)
自天題処湿、当暑著来清。
(天(てん)よりして題(だい)する処湿(ところしめ)り、暑(しょ)に当(あ)たりて著(つ)け来(き)たれば清(すず)し。)
意内称長短、終身荷聖情。
(意内長短称(いないちょうたんかな)う、終身聖情(しゅうしんせいじょう)を荷(こうむ)る。)
・端午(たんご)の節句 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%AF%E5%8D%88
・重陽(ちょうよう) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E9%99%BD
・七草(ななくさ) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E8%8D%89
・雛祭り(ひなまつり) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%9B%E7%A5%AD%E3%82%8A
・七夕(たなばた、しちせき)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95
・日本の暦(にっぽんのこよみ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%9A%A6
・元日(がんじつ)四方節(しほうせつ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E6%97%A5
四方節(しほうせつ)
https://www.dailymotion.com/video/xywgem
上のコウを参照して貰いたい。
日本は調べれば調べるほど奥が深い懐を示してくれる。
悠久の時の流れの中を私たちはゆったりと流されて行くことがこの国に生れた事の楽しみではないかな。
ゆったり ゆるり
中々実行は難しいけれども好きな言葉の一つである。
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