常総地方広域市町村圏事務組合の常総環境センターの1炉が故障で停止し、毎日新聞「常総環境センター 焼却炉1基故障、ごみ処理ピンチ 周辺に支援要請へ」によると、可燃ごみ約600トンが焼却されずに仮置きされているそうだ。ごみの受入には影響はないようだが、再稼働のめどが立たないため、センターを運営する「常総地方広域市町村圏事務組合」は緊急措置として、周辺の事務組合に焼却の支援を要請するとしている。また、「台風で焼却炉故障、ごみ600トン屋外に仮置き」によると、県南・県西地区のごみ処理施設や民間業者に処理を委託する方針という、、
常総地方広域市町村圏事務組合のお知らせでは、台風24号の影響による停電で、ごみ処理施設が停止し、「復電後、運転再開に向け設備を点検し、平成30年10月5日に運転再開したところ、3炉ある焼却炉のうち1炉(2号炉)の配管内にタールが付着していたため、異常燃焼により配管焼損しました。このため、現在2炉で運転しています。」となっている。
常総環境センターはキルン式のガス化溶融炉、
溶融炉の故障による停止は、「異常燃焼」や「焼損」という言葉がよく使われている、
もちろん、焼却炉の場合でも同じように使われるのだろうが、、、想定以上の温度になると「異常燃焼」というのだろうし、それによって配管や設備が焼け壊れると「焼損」というのだろうが、、、壊れた部分の部品調達や修理に時間がかかるためか、ごみ処理施設の故障やトラブルもニュースとなって表面化する。
まだ記憶に新しいのは、「豊橋市資源化センター、ガス化溶融炉の熱分解ドラム破損し緊急停止」豊橋市のごみ処理非常事態宣言
毎日新聞2018年10月27日
常総、取手、守谷、つくばみらいの4市の一般ごみを焼却する「常総環境センター」(守谷市)の焼却炉が台風による停電の影響で停止し、可燃ごみ約600トンが焼却されずに仮置きされている。再稼働のめどが立たないため、センターを運営する「常総地方広域市町村圏事務組合」は緊急措置として、周辺の事務組合に焼却の支援を要請する。
同センターには、1日86トンを処理できる焼却炉3基があり、4市から1日約200トンの可燃ごみが持ち…
常総環境センター(中間処理施設の概要から)
焼却施設
処理能力 258t/24h(86t/24h×3炉)
キルン式ガス化 溶融方式 ←タクマかな
着工=平成20年3月
竣工=平成24年7月
常総環境センターからのお知らせ
- 台風24号の影響により、平成30年10月1日に常総環境センターが停電し、一時、ごみ処理施設が停止しました。
- 復電後、運転再開に向け設備を点検し、平成30年10月5日に運転再開したところ、3炉ある焼却炉のうち1炉(2号炉)の配管内にタールが付着していたため、異常燃焼により配管焼損しました。このため、現在2炉で運転しています。
- この故障(焼損)による住民の皆様のごみの受入れには影響ありませんのでご安心ください。
- ご心配をおかけして申し訳ございません。
今、告発 ~日本で原発を再稼働してはいけない三つの理由」を読んでる途中なんだが、、、 「
第1章の「東京電力という会社がが抱える問題点」のなかで言葉の言い換えによる隠蔽というのがあって、
たとえばの例を挙げているのだが、、、
・事故 → 事象
・核 → 原子
・使用済み燃料 → リサイクル燃料
・老朽化 → 高経年化
・汚染水 → 滞留水
・炉心溶融 → 炉心損傷
・水棺 → 冠水
・新型 → 改良型
・被爆 → 受けた放射線量
・廃炉 → 廃止措置
今日中には読み終わりそう、、、
お役所用語、
爆発も異常燃焼だし、