写真はジャパンリサイクルHPより
http://www.japan-recycle.co.jp/pdf/thermo-center.pdf
平成21年度再商品化事業者の入札選定完了 容リ指定法人ルート
日本容器包装リサイクル協会HPより
■平成21年度再商品化事業者の入札選定が完了しました
平成21年度の再商品化事業へ向けて、本年1月22日、ガラスびん、PETボトル、紙製容器包装およびプラスチック製容器包装、それぞれの再商品化事業者の入札が締め切られ、1月28日、主務省の担当官立ち会いのもとに開札された入札書は、全て厳正な選定が行われ、平成21年度の再商品化事業者が決定いたしました。
◆本日2月24日、各入札事業者および各市町村に対し、入札選定結果が通知されました。
◆平成21年度に再商品化事業を委託する、指定保管施設ごとの再商品化事業者(落札事業者)および落札価格等、落札結果の詳細につきましては、4月上旬以降ホームページで発表する予定です。
■江東区の容リ法指定法人ルート プラスチックの再商品化事業者
江東区議会区民環境委員会(3月11日開催)で江東区の容リ法プラスチックの再商品化事業者を聞いてもらった。
エム・エム・プラスチック(材料リサイクル)とジャパンリサイクル株式会社(ケミカルリサイクル ガス化)で決まったそうだ。
★エム・エム・プラスチック(株)は三菱商事、明治ゴム化成、市川環境エンジニアリング、東海運の4社共同事業で今年4月からの受入本格操業開始の会社で可能性は大だと思っていたが~ ケミカルの場合は、新日鉄(コークス炉化学原料化)かJFE(高炉還元)だろうと思っていた。で、ガス化についての手法など気にもとめていなかったのだが~
●あわてて「ジャパンリサイクル株式会社」なるものを調べてみると~
なんと千葉市の旧川崎製鉄のことではないか!! 例の煙突のない赤い建物のサーモセレクト溶融炉でガス化溶融をしてそのガスを取り出すことで容リ法で「ガス化」としてリサイクル手法で認められているようだ。なんとも~~ プラスチックを焼却するよりリサイクルを求めて~様々な働きかけをし、やっとやっとで実現をした。いよいよまもなくその取り組みがスタートするのではあるが~
それなのにそれなのに~せっかく集めるプラスチックがガス化溶融で、それも問題の多いサーモセレクト社の溶融炉で溶融されるとは~ 出足をくじかれてしまった!! ほぼ骨折状態、立ち直れないかも知れない。今さら悔やんでも始まらないのだが何が出来るか対策を考えなければ~
容リ協会ホームページより
■平成20年度の市町村指定保管施設からのプラスチック引取申込量
合計で668,086t(トレイを除く)
■再商品化構成比
材料リサイクル*****396,659t(59.4 %)
ケミカルリサイクル***271,427t(40.6 %)
油化********** 5,000t (0.7%)
高炉還元剤化****** 24,876t (3.7%)
コークス炉化学原料化**173,602t (26.0%)
合成ガス化 *******67,949t (10.2%)
●材料リサイクルは全国63社で分け合っている。
最小 株式会社加藤商事材料リサイクル***** 30t
最大 株式会社広島リサイクルセンター***** 37,590t(5.6%)
株式会社富山環境整備材料リサイクル*** 52,870t(7.9%)
あとはほとんどが中小の事業者のようだ。
●ケミカルリサイクルは7社で40.6%
札幌プラスチックリサイクル株式会社(油化)*** 5,000t(0.7%)
JFE環境株式会社(高炉還元)********* 24,876t(3.7%)
新日本製鐵株式会社(コークス炉化学原料化)*** 165,682t(24.8%)
JFE環境株式会社(コークス炉化学原料化)*** 7,920t(1.2%)
オリックス資源循環株式会社(ガス化)****** 1,433t(0.2%)
ジャパン・リサイクル株式会社(ガス化)***** 8,776t(1.3%)
昭和電工株式会社(ガス化)*********** 57,740t(8.6%)
4.平成20年度の落札単価(加重平均、単位: 円/ t ) *1)
**************平成19年度 / 平成20年度 / 増減
プラスチック製容器包装全般:76,400 / 64,494:▲11,906
プラスチック *3) :76,500/64,543/:▲11,957
材料リサイクル: 89,400/ 73,379/:▲16,021
ケミカルリサイクル:62,800/51,630 /:▲11,170
油化: 97,700/ 84,800/:▲12,900
高炉還元剤化: 62,000/52,359/:▲9,641
コークス炉化学原料化:60,900/51,376/:▲9,524
合成ガス化:63,300/49,571/:▲13,729
白色トレイ *4):43,700/32,765/:▲10,935
*3) プラスチック:トレイ(食品用白色発泡性スチロールトレイ)を除くプラスチック製容器包装
●平成21年度の再商品化事業者(落札事業者)および落札価格等、落札結果の公表は4月上旬以降に容リ協会のホームページで発表ということであるが~
エム・エム・プラスチック(株)が新規参入したことで、かなり単価も下がっていることだろうし、その構成シェアーもかなり替わっているかも知れないな~
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