東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

清掃工場が悲鳴を上げています!! 東京足立区

2009年03月14日 09時01分35秒 | 東京23区のごみ

写真は足立区HPより

■清掃工場が悲鳴を上げています
足立区ホームページ 2009/03/05
http://www.city.adachi.tokyo.jp/020/d06300060.html
 「燃やすごみ」の中にフライパン・なべ・やかん・針金ハンガーなどの金属類が混ざっていると、清掃工場が故障し、ごみが燃やせなくなります。工場が故障すると、多額な修理費用が掛かるだけでなく、ごみが搬入できなくなり、皆さんに多大な影響を与えます。金属類は「燃やさないごみ」(隔週1回)に出してください。

●東京23区の中間処理は東京二十三区清掃一部事務組合で共同処理をしているが、清掃工場の悲鳴は一般区民には全く届いていないのが現状。もっともっと各区が本気で区民に知らせていくべきことだろう。足立区では上記のお知らせが区のホームページに掲載されていた。

●できれば「金属類は燃やさないごみに~」ではなく資源回収してほしいが…
中央区では「金属製のなべ・やかん・フライパン」は資源回収(黒焦げになってしまったものは不燃ごみ)している。先日訪問した町田市でもリサイクル広場が回収拠点になっていた。


関連(本ブログ2/26)
■廃プラ混合焼却がもたらした影響か!
 消化器、魔法瓶、鉄アレイまで可燃ごみに?!

http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/e70d20ff09c0ea31e78df1e47a2c82f2


●各区でごみ減量のための様々な取り組みを展開中ではあるが…
足立区のユニークな取り組みを紹介


白井エコロジー通信【Vol.0033】2009年3月13日号 より転載
■粗大ごみ再活用プロジェクトがスタートします ━━━━━━━━☆
足立区(東京都)がごみ減量に向け新たなチャレンジを始めます。
平成21年3月20日にスタートする「粗大ごみ再活用プロジェクト」です。
現在、足立区の人口は約65万人。
発生する粗大ごみは年間約3500トン。
アイテム数で約30万点。すごい数字です。

また足立区では現在「粗大ごみの直接持込事業」を実施しています。
足立区民であれば粗大ごみを指定場所へ、年度内2回に限り直接持ち込むと手数料がすべて免除されるお得な制度です。
直接持込率は約40%で量にして年間約1400トン/12万点。
白井グループ/白井運輸(足立区鹿浜)と新井商店(足立区北加平)がその指定場所になっています。
詳しくは足立区役所ホームページを参照ください。
http://www.city.adachi.tokyo.jp/

上記の直接持込事業で持ち込まれる約1400トン/12万点の粗大ごみ中からクリーニングや修理をすることで再活用できるものをリサイクル業者が買取りごみを減らします。それが「粗大ごみ再活用プロジェクト」です。こういった試みは東京都23区では、ほとんど前例がありません。
http://www.shirai-g.co.jp/08sodaiproject.html

●本件に関する問い合わせ先
白井グループ内
粗大ごみ再活用プロジェクト事務局 
TEL 03-6811-7011
FAX 03-6811-7012

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