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映画「日本国憲法」&宇都宮健児さんと考える 「日本国憲法」 たなばた勉強会(東京・江東)に参加した~

2013年07月07日 21時53分10秒 | 映画・観劇など

☆映画「日本国憲法」公式サイトより

■宇都宮健児さんと考える「日本国憲法」たなばた勉強会
と き 7月7日(日)14:00~16:45
ところ ティアラこうとう 地下1階 中会議室 (東京都江東区住吉)
出演者 宇都宮健児(弁護士、東京市民法律事務所、前日弁連会長、2012年末の東京都
知事選の脱原発統一候補、反貧困ネットワーク代表)

内 容
第1部 ジャン・ユンカーマン監督作「日本国憲法」上映
第2部 宇都宮健児さんのお話
    「いま、憲法が危ない!!~憲法改悪を許さないために~」

参加費
入場料 参加費:800円(中学生以下無料)
定員:事前申込み 先着100名 *当日受付枠 若干数あり
主 催 ”原発いらない江東区のひとたち”たなばた勉強会事務局


映画『映画 日本国憲法』予告編

公開日: 2013/04/10
平和を守るために戦争を放棄することをうたった、日本国憲法が題材のドキュメンタリー­。自衛隊イラク派遣を契機に、本格的に論議されることが多くなった憲法第9条について­、世界各国の識者たちへのインタビューを敢行。さまざまな彼らの見解や解釈を通して、­平和憲法と呼ばれる同憲法が日本以外からどのように見られているのか、改正する必要性­はあるのかなどを探る。メガホンを取るのは『老人と海』『チョムスキー 9.11』などの作品で知られる、ジャン・ユンカーマン。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0008111
配給: シグロ

オフィシャルサイトhttp://www.cine.co.jp/kenpo/
DVD・ビデオ販売 上映会 上映スケジュール


映画も宇都宮さんのお話しもとてもよかった。
多くの人に、映画を観てほしい、憲法の勉強会もしてほしい。
憲法の成り立ちを知ってもらいたい
立憲主義、国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和主義
世界に誇る平和憲法である。 
今、大きな勢力が、この憲法を変えようとしている。
政治的立場、イデオロギー的立場を超えて、
憲法を改悪を許さないために連携しなければ、
一人ひとりは微力でも、無力ではない、
できることをやっていかなければ~



当日資料より転載

原発いらない江東区の人たち講演会


「いま、憲法が危ない!! ~憲法改悪を許さないために~

2013.7.7 弁護士 宇都宮 健児


1. 安倍タカ派政権の登場により憲法改悪の加速
(1)改憲勢力が衆議院で3分の2を超えた。今年7月の参議院議員選挙の結果次第では、憲法改悪が現実的な政治課題となる可能性が大きくなっている。
(2)尖閣,竹島など領土問題を契機とする国家主義、ナショナリズムの台頭――――日本社会を右傾化する要因となっている。
(3)集団的自衛権行使の容認(解釈改憲)
 「安全保障の法基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)の復活
 国家安全保障基本法の制定
(4)憲法96条(改正要件)の改正を先行させようとしている。

2. 自民党改憲草案の危険性
(1)立憲主義の概念の放棄、国民主権・基本的人権の尊重、恒久平和主義の基本原理の変容―――国際的な批判を浴びる可能性が大である。
(2)改憲草案の主な内容
 ①立憲主義の理念の放棄(102条1項)
 ②天皇の元首化(1条)
 ③日の丸・君が代の尊重義務(3条)
 ④自衛権の発動を認める(9条2項)
 ⑤国防軍の創設(9条の2、1項)と軍法会議の設置(9条の2、5項)
 ⑥徴兵制の導入も可能とする?(18条)
 ⑦国民の責任と義務を強調(12条など)
 ⑧基本的人権を制限する概念として「公共の福祉」に代えて「公益及び公の秩序」を使用
 ⑨「集会・結社・表現の自由」も「公益及び公の秩序」により制限(21条2項)
 ⑩憲法97条(基本的人権の本質)を削除
 ⑪家族の位置づけ(24条)
 ⑫緊急事態(第9章、98条、99条)
 ⑬改正手続(100条)

3. これからの運動の展望について
(1)7月の参議院選の重要性
(2)政治的立場・イデオロギー的立場を超えてつながることの重要性
(3)運動を一回りも二回りも広げていく工夫の必要性
・無関心層である人々に対し、どうすれば自分自身の問題だと考えてもらえるか、自分に引きつけて考えてもらえるか、問題提起の仕方と運動の工夫が必要である。
・特に若い人たちに対する働きかけをどうしていくかが重要な問題となっている。
(4)護憲運動だけでなく、憲法を実施油化させる運動の重要性(憲法12条)。
(5)憲法改悪の動きはピンチであるが、あらためて日本国憲法の立憲主義の理念や国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和の原理を日本社会の定着させるチャンスでもある。


映画『映画 日本国憲法』予告編より抜粋















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