昨年末から「横浜市の港北区と鶴見区で12月上旬から古紙の回収が停止中、、、」となっていたが、、横浜に限らず、あちこちの自治体でも古紙回収業者の「回収非常事態」は言われているが、、、
横浜市の場合、「4区の22団体が期日までに決まらなかった。このほか、後継が決まっても収集日が未定の団体も多くあり、市が収集する「行政回収」を行うことで市民生活に支障がないようにしているという。」となっている~
横浜市の「資源回収事業」は普通の行政関与なしの集団回収と少し違うといえるのかな、市内全域での組織的な(?)資源の集団回収事業となっている。古紙価格の低迷で回収事業者の採算割れになってしまっている現状で、回収事業者の支援などバックアップをして事業の立て直しを図ったのかな?それでも事業者の撤退を防げなかったのか?それとも、全く行政関与なしで、事業者の自主努力に任せてしまったのかな? よくわからないが、この先、国内の古紙の流れを市場経済任せにしていると「集団回収」というシステムは崩壊するのではないかと心配だ、、、
この先、古紙の循環はどうなるのか、
国内の古紙回収量も減少傾向、昨年は古紙回収率も下がってしまった。国内の古紙の利用率は横ばいであるが、紙の生産量が低迷している現状では輸出に頼らざるを得ない。古紙の輸出も、中国の環境規制は「2020年末に古紙輸入禁止の方向性」とも言われているが、今のところ、中国向けの輸出は、1月56,559トン、2月97,327トンとかなり減少はしているものの、この先どうなるのか、、、
神奈川新聞 2020年4月7日
... 南の4区で4月以降、町内会や自治会、子供会などの地域団体が段ボールや新聞などの古紙をリサイクルする「資源集団回収」を停止したことが6日分かった。
古紙の回収、コスト面だけを考えてみても、
集団回収と行政回収をコスト比較すると圧倒的に集団回収の方が安上がり、、
横浜市は集団回収の奨励金は 3円/Kgのようだが、、、行政回収をすればその数倍は費用がかかる、また、それらをごみにしてしまえば、さらに費用はかかる、、、
最終更新日 2020年2月28日
資源集団回収とは
自治会・町内会などの市民団体(登録団体)と登録業者が実施する資源物(紙類・布類・金属類・びん類)の回収です。回収量に応じて横浜市から奨励金が交付されます。
>>>資源集団回収とは
回収場所・日時がわからないときは、以下の方法でご確認ください。
・収集場所の青いステッカーをご覧いただく
・ご近所の方にお尋ねいただく
・各区の資源循環局事務所へお問い合わせいただく
資源物の持ち去りを防ぐため、インターネット上で回収場所・日時の公開はしておりません。
資源集団回収のメリット
資源集団回収にはメリットがあります!
行政回収と比べ、回収に要する財政支出が少ない。
地域コミュニティの形成が促進される。
登録団体の活動費として奨励金を有効に活用できる。
登録業者に対する奨励金交付により地域経済が活性化される。