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丸富製紙の子会社、トイレットペーパー新工場が稼働<原料古紙の調達難に備えてパルプ品比率高める>

2021年09月29日 08時08分16秒 | 紙・古紙関連

丸富製紙は、子会社「小野製紙」新工場の稼動を開始したという~
なんと、ペーパーレス化で原料となる古紙の調達が難しくなることを見込んでの、パルプ製品への転換のようだ、、

コロナ禍で、大手のバージンパルプトイレットペーパーの需要が伸びたことからのようだ。かつては、家庭紙は、大手はバージンパルプ製品、中小は古紙パルプ再生紙とすみ分けがあったが、、

それにしても、紙類の生産も需要もがっくり落ちていて、先々は、古紙の回収減で調達も難しくなるではあろうが、、、今現在、古紙の輸出減少で価格の低迷、古紙がだぶつくのではないかという不安もある中で、再生紙からバージンパルプへの転換とは、、

再生紙のトイレットペーパーも、、概ねが牛乳パックや上質古紙を使っている場合が多いが、、

丸富製紙、トイレ紙新工場が稼働 パルプ品比率高める
日本経済新聞  2021年9月29日
トイレ紙を製造する丸富製紙(静岡県富士市)は、子会社の新工場(同市)の稼働を始めた。総工費は約50億円。木材由来の原料を使うパルプ品の製造比率はグループ全体の約3分の1に高まる。ペーパーレス化で原料となる古紙の調達が難しくなる中、原料を多様化する。肌触りの良いパルプ品を好む消費者ニーズにも応える。

 

関連(本ブログ)
古紙再生促進センター「2020年古紙需給統計(確定版)」、紙の生産・消費、古紙の回収・利用、古紙輸出などの統計資料2021年08月01日

(抜粋)

●紙・板紙の生産推移(1991年~2020年)

紙・板紙の生産推移(1991年~2020年)

 

●古紙・パルプの消費推移(1991年~2020年)


(資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報)

 

●古紙の輸出・輸入推移(1989年~2020年)


(資料:財務省貿易統計)

 

●紙 生産量推移品種別)

新聞や印刷用紙の生産・消費は激減、
衛生用紙(トイレットペーやーやティッシュペーパなど)は必要物資か、、


 

 

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