東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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広島中央環境衛生組合「広島中央エコパーク」10月で稼働1年、「埋め立て処分量ゼロ」実現、一方で、2市が取り組むごみの減量は有効策の模索が続く...

2022年11月01日 07時50分51秒 | 溶融炉、スラグ

広島中央環境衛生組合「トップページ」から

 

広島中央環境衛生組合の「広島中央エコパーク」が、10月で稼働1年、「埋め立て処分量ゼロ」を実現している。一方で、2市が取り組むごみの減量は有効策の模索が続くと、、、

中国新聞の記事(全文は読めなかったのだが、、)
気になったのは「ごみ処理能力は1日当たり約285トン。稼働後は同約196トンの処理で間に合っている。」と、、、
広島中央エコパークは、シャフト炉式ガス化溶融炉、処理能力は285トン/日(95トン/日×3炉)ということは、2炉稼働で、1炉はお休みしているのだろうか???

施設建設時のごみ量予測はどうだったのかわからないが、更にごみ減量がすすめば、、いろいろ予測通りにはいかないだろうが、最近は大災害時の廃棄物処理も大変だし、、、、

「埋め立て処分量ゼロ」実現 東広島のエコパーク稼働1年
中国新聞 2022/10/31
広島県東広島市と竹原市、大崎上島町でつくる広島中央環境衛生組合が建設したごみ処理施設「広島中央エコパーク」(東広島市西条町上三永)が、10月で稼働1年となった。ごみを高温で溶かして再資源化する処理法により、「埋め立て処分量ゼロ」を実現している。一方で、2市が取り組むごみの減量は有効策の模索が続く。...


また、「ごみの溶融に必要な燃料コークスの費用は、年約5千万円」というのは???
想定通りと言うことなのかな、、6月には、静岡新聞で「溶融燃料価格、2021年の3倍 静岡県内のごみ処理施設悲鳴」という報道もあったが、、最近は、ガス化溶融炉もバイオコークスを助燃剤とする技術も進んでいるようだが、、

しかし、ガス化溶融炉があちこちで稼働して、容リプラの分別収集を廃止して助燃剤代わりに焼却処理に転換した自治体もあったので、、、なんだか「埋め立て処分量ゼロ」も、焼却至上主義であればこその実現、いろいろ矛盾している環境省の廃棄物処理政策、プラスチック類もコークス炉化学原料化、高炉還元剤化は堂々とケミカルリサイクとなっているのでなんだかな~の現実、、、


関連(本ブログ)
広島中央エコパーク「高効率ごみ発電施設建設・運営事業(DBO)」/新日鉄住金エンジグループ 287億円落札 シャフト炉式ガス化溶融炉2016年12月23日

 

広島中央環境衛生組合

広島中央エコパーク

高効率ごみ発電施設

施設名称

高効率ごみ発電施設

所在地

広島県東広島市西条町上三永10759番地2

敷地面積

191,993.70平方メートル(エコパーク全体)
工期

平成29年3月30日~令和3年9月30日

処理対象物

燃やせるごみ等

処理能力

最大285トン/日(95トン/日×3炉)

処理形式

ガス化溶融シャフト炉方式

工事施工

新日鉄住金エンジニアリング

五洋・萩尾工業特定建設工事共同企業体

処理対象地域 

東広島市、竹原市、大崎上島町

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