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映画『ロイヤル・アフェア』 &現代スペイン・リアリズムの巨匠 『アントニオ・ロペス展』 Bunkamura

2013年05月08日 20時48分54秒 | 映画・観劇など

Bunkamura ザ・ミュージアム 『アントニオ・ロペス展』より
現代スペイン・リアリズムの巨匠
アントニオ・ロペス展

2013/4/27(土)-6/16(日) 会期中無休
今日のスペイン美術を代表する作家アントニオ・ロペス(1936~)は、その卓越した技術と観察力によってリアリズムを追求しながら独自の世界を描き出しています。また、マルメロを描く作家自身の姿を撮った映画『マルメロの陽光』(監督:ビクトル・エリセ)は、日本でも公開され話題を呼びました。ロペスは10年を経てもなお絵筆を入れるほど、制作期間の長い作家であり、そのため寡作家として知られています。
本展では、ロペスの日本初の個展として、初期の美術学校時代から近年までに手がけた油彩、素描、彫刻の各ジャンルの代表作を厳選して紹介します。
アントニオ・ロペス展特集ページ

サッカー選手ではなく、スペインの画家
実に繊細というか、、、
ほとんどが淡い色彩、
トイレ、窓、食器棚、、不思議な材材も多く、
スペインというと、闘牛やフラメンコのイメージがあったのだが、
アントニオ・ロペスの描くスペインの街並みは独特、
朝の光のひとときであれば、そのひとときを
毎日、毎日、何年もかけて描き上げるという~
人物像も同じ気配を漂わせる独特の雰囲気、


久々のBunkamura~
ミュージアムとシネマのはしごで、


映画『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』
オフィシャルサイトより

18世紀後半、ヨーロッパ。
啓蒙思想の波が押し寄せる中、国の改革に乗り出したのは、野心家の侍医だった--。
愛と権力、陰謀と裏切りが織りなす、デンマーク王室最大のスキャンダル

18世紀後半、精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世の侍医となった野心家のドイツ人ストルーエンセ。王の唯一の理解者であり、親友となる一方で彼は、孤独な王妃カロリーネの心も虜にし、禁断の恋に落ちる……。啓蒙思想を信奉する彼は、やがて国王の言動を操り、事実上の摂政として数々の改革を推し進めていくが、不満を募らせた保守派貴族たちは密かに政変を起こそうと画策していた…。欲望渦巻く宮廷の権力争いの行方、そして侍医と王妃の許されざる愛の結末とは?
デンマークでは誰もが知る実話をもとに、王と王妃、そして侍医の運命的な三角関係を描く壮大なラブストーリーであり、息もつかせぬ宮廷の権力争いを描いた本作。本国デンマークでは7カ月にわたるロングランヒットを記録。2012年ベルリン国際映画祭では銀熊賞(脚本賞&男優賞)をW受賞、2013年アカデミー賞外国語映画賞デンマーク代表にも選ばれた珠玉の作品が、ついに日本上陸!
映画『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』オフィシャルサイト

原題:En kongelig affare
英題:A Royal Affair
邦題:ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮

なぜか邦題は、それだけでスキャンダラスな、、、
どちらにしても王室最大のスキャンダルには違いないのだろうが、
“愛と欲望”にはちょっと違和感がある、、
映画の王室ものは、(自分も含めて)女性に圧倒的な人気があるが、
この邦題で逆に退いてしまう人も多いかも…
それでも、平日昼間の客席はシニア女性で埋まっていたが、

王室の歴史、それに政治が絡めば、いろんな見方ができる
登場人物も、英雄にも悪役にもなりえるし、、、
映画としてのストーリーも、
啓蒙思想や政治改革の視点でみると実に興味深い、いい映画でした。
絶対王政から民主化への過渡期だったのだろう、

デンマークは興味深い国、
高福祉・高負担、環境面・エネルギー自給率も、、
いろんなことが注目される、
世界でもっとも幸福度の高い国ともいわれる、
今のデンマークの政治も、開かれた王室も、
長い長い,過去のいろんな歴史があってこその現在なのだと、
映画を観て改めておもう。


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