追記(2021年7月21日)
■福島のPCB廃棄物 室蘭で処理 住民から懸念の声噴出(北海道新聞)
福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理方針に関する住民説明会の資料
関連資料
※後日、住民説明会の動画を掲載予定です。
(1)開催日時:令和3年7月20 日(火)18 時30 分~ (受付開始:18 時)
(2)開催場所:室蘭市市民会館(室蘭市輪西町2-5-1)
(3)主催:環境省
(4)次第
① JESCO 北海道事業所での高濃度PCB の処理について
② 福島県対策地域内の高濃度PCB 廃棄物の処理概要及び安全対策に関する説明
環境省主催の「福島県対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理方針に関する住民説明会」の資料が公開された。住民説明会の動画はまだ~
しかし、北海道PCB廃棄物処理事業監視円卓会議(第51回)の「資料6対策地域内の高濃度PCB廃棄物の処理について」よりも、少しは説明が丁寧になっているものの、、、
肝心な、
福島県内の特に対策地域内のPCB廃棄物の全体像は全く見えてこない、
残念だ!!
地域住民にとっては、PCB廃棄物を受け入れて処理していることだけでもいろいろ心配であろうに、そのうえ放射性物質に汚染されているものまでとなると、「なし崩し?」に限りなくいろんなものが入ってくるのではないかと疑心暗鬼にもなろう、、、,
説明資料によると、JESCO高濃度PCB処理施設(北海道事業所)で処理を行うものは、対策地域内の高濃度PCB廃棄物のうち、放射性物質による影響がないことが確認できたものです。
・福島県内の仮置場で施錠管理し、安全に保管。・搬出前に表面汚染密度を測定。4Bq/㎠以下のもののみ搬出。 運搬時、処理時も安全対策等は書かれているが、、、
なんというのか、、、
基本的な重要なことが抜けていると、環境省への不信感は募るばかり、、、
地域の住民の方々には申し訳ないが、、、PCB廃棄物の処理を滞りなく終了させなければという観点から見れば、、環境省の説明だけでは疑問点が多すぎる、、全体像が見えればすっきりするのに、、
福島県内、特に対策地域内のPCB廃棄物の保管・処理状況詳細をしっかりと報告すべきである
・福島第一原発事故前のPCB廃棄物の届出、その後の届出と処理状況は?
・特に福島第一原発や第二原発内のPCB廃棄物の保管状況や処理状況詳細
・地震や津波や原発事故でのPCB廃棄物の紛失はどの程度とみているのか、、
・福島の未処理保管量は、すべてJESCOへ登録済みなのか?
・引き続きの掘り起こし調査で出てくる可能性はどの程度?
・「4Bq/㎠以下のもののみ搬出」となっているが、4Bq/㎠以上のPCB廃棄物はどの程度あるのか?
・4Bq/㎠以上のPCB廃棄物は、室蘭に持ち込まないのであればどこで処理するのか?
・高濃度の放射性物質に汚染されたPCB廃棄物は、どこでどのように処理するのか具体的に、
・PCB特措置法やストックホルム条約関係なく高濃度放射性物質汚染廃棄物として措置可能なのか?
いろいろ気になることはあるのだが、、
そもそもの、専門的な知識が無いので、放射性物質に汚染されたコンデンサーなど、表面汚染密度が4 Bq /㎠以下であれば、JESCOの作業工程で作業員への影響はどうか分からないのでなんとも、、